内容説明
古典論から現代的リスク理論までの学術的な変遷をその理論と共に概観し、また、保険数理の実学としての側面もおろそかにせず、それらの統計的問題と対処法に対しても保険数理という文脈で一定の方法論を与えることにより、より実践に近いところまで到達できるように解説。
目次
第1章 確率論の基本事項
第2章 リスクモデルと保険料
第3章 ソルベンシー・リスク評価
第4章 保険リスクの統計的推測
第5章 確率過程
第6章 古典的破産理論:Cram´er‐Lundberg理論
第7章 現代的破産理論:Gerber‐Shiu解析
付録 補足事項