内容説明
「三つのメソッドを使えば、実はどんな相手も説得可能」。会議、プレゼン、普段の会話……社会に出ると必須なのに誰も教えてくれない「相手を説得する技術」を、2300年たったいまも「説得」に関し最強の『弁論術』をもとにやさしく解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かめぴ
6
どんな人も思い通りに動かせる・・ているのかな。手に取るのを躊躇する。そこがまずね、と思って読むも、これは使える。人を説得させたいのなら、自分から。この人の言う事なら、と思わせなきゃね。納得の積み重ねで相手を説得する。納得。2015/07/12
タツノコメバル
5
紀元前、アリストテレスがここまで深く弁論を掘り下げていたことに驚く。著者も書いているとおり、人格攻撃やアジテーションなどの議論の本質以外をも理論に組み込んでいるのが秀逸。 とても実践的で、シンプルにまとまっているのだが、どう取り組めば身に着くのか分からない。まずは人の議論を分析することから始めるとしよう。 また、アリストテレスの弁論述そのものも読み込んでみたい。2019/12/16
T
5
普段から意識したりしなかったりで使っているレトリックの一つ一つが、分類され名前が付けられている。つまり、目新しい事が書いてあるわけではないのだが、自分の中になんとなく存在しているものが整理されラベル付けされる事により、正式に手持ちの武器に昇華する。一番なるほどと思ったところ→「相手の常識を出発点として、そこから相手の納得できる言い分を無理なく展開し、結論まで導く」…それにしても…余白多い。文字少ない…。元になってる本、読もうかな…2015/11/13
ルル
5
アリストテレスは人間通です^^2015/08/30
Tomoki Endo
4
尊敬する恋愛コンサルタントビッグボス氏の勧めで読了。アリストテレスの弁論術をわかりやすく噛み砕いた本。弁論術による説得は①話す人の人柄②聞く人の気分③話の内容の正しさによって成り立つ。この手の本は2冊目だったが、新たに刺さった部分もあった。フロネシスは、「思慮」「賢慮」「実践理性」などと訳される言葉で、簡単に言えば「実生活の中で、ベストの選択肢を選ぶことができる能力」。2021/06/05




