内容説明
ベルンハルト・リーマンは、19世紀に活躍した数学者である。1826年に生まれ、1866年に39歳で亡くなった。2016年、歿後150年を迎えたが、今でもなお、リーマンの業績は現代数学に生き生きと現れる。本書では、ゼータ関数やリーマン予想を中心とした、数論におけるリーマンの業績を解説する。
目次
第1部 簡単なゼータ関数(有限ゼータ関数
行列の整数ゼータ関数
行列の実数ゼータ関数)
第2部 リーマンと先達(オイラー以前
ディリクレ
リーマン)
第3部 リーマンの影響(19世紀
20世紀
21世紀)