内容説明
T・クランシーのオプ・センター
新シリーズ衝撃の第四弾!
狙われた元駐ウクライナ大使を守れ!
ニューヨークでウクライナの女性諜報員がロシアの暗殺者の手にかかって殺された。
直前に彼女と会っていた元駐ウクライナ米大使ダグラス・フラナリーも命の危険を感じて、オプ・センター作戦部長ブライアン・ドーソンに助けを求める。
どうやらウクライナ軍の離叛分子が、国境近くのロシア基地への侵攻作戦を計画しているらしい。いまロシアとウクライナの間に火が付くと、世界大戦の引き金になりかねない。
オプ・センター長官チェイス・ウィリアムズはフラナリーの保護と事態への介入を決断する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
181
トム・クランシーのオプ・センターシリーズを20年以上に渡って読み続けています。上巻は一気読みでした。4年前の作品なので、今の国際情勢からは、少し旧さを感じます。続いて下巻へ、トータルの感想は、上下巻読了後に。https://www.fusosha.co.jp/books/detail/97845940889582021/10/20
羊山羊
15
もう今じゃ本著より現実のほうがヤバイよ・・・。ウクライナとロシアの緊張が高まる中で、ウクライナの女性諜報員が暗殺される。暗躍するロシアの殺し屋にオプ・センターが動く。クレジットカードで人を殺す殺し屋、チェルカーソフが物語に強烈なテンポと緊張感を叩き込んできて飽きない。あと、当然といえば当然なんだけど、オプ・センターが介入する切欠作りとして、アメリカ国内での殺人事件を絡めていくのが巧妙で○ 2022/09/25
かんとり
5
新生オプセンターシリーズ4作目。 ウクライナとロシア国境、ウク正規軍離叛勢力のきな臭い動き。 即応部隊のストライカーとヒューミントが動き出しますな。 ここまでが前半。 派手さはナシのオプセンターの面々、さてこの策謀、どう対処する?2021/10/22
Nobuyuki
3
ウィリアムズ長官のオプ・センターの4作目。 今回の舞台はウクライナ。上巻ではこの先のクライマックスに向けて東西アメリカ、ウクライナ、ロシアでの関係者描かれていく。 仕事の関係もあり上巻を読むのには時間がかかってしまったけれども、下巻はのめり込むように読み進められるかな?2021/11/23