内容説明
――まだ夜は終わってないぞ?
不審な男に無理やり車に連れ込まれそうになった冴月。
助けてくれたのは、凄絶な美貌と鍛えられた肉体を持つ獅堂煌哉という男だった。
大企業の御曹司だという彼。二度と会うことはないだろうと思っていたが、
とある相性がぴったりなことから彼のマンションで同居することに。
俺様的な雰囲気なのに、実は紳士的で世話焼きな彼に次第に惹かれていく冴月だが……。
「冴月を俺のものにしたい」
満月の夜、獰猛な欲望を剥き出しにした彼に何度も熱く貪られ!?
肉食系紳士×訳アリアラサー女子、一途な獣は愛する番を逃がさない
【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルーシー
8
ナンパ男に無理やり車に連れ込まれそうになっているところを助けてくれた男性とお礼を兼ねて食事に行ったところ酔って寝てしまった彼を今度は1番見守ることになり…。 心に傷を持つヒロインと獣の血を受け継ぐヒーローとのお話。番と見定めたヒーローがどんどん囲い込む様子や彼のはとこで秘書のような男性とのやりとりも面白い。 読み始めの悲劇でどんなお話(心にドーンと来るような昏さ)になるんだろうと思ったけれど違いました。適度にスリルがあり素敵なお話でした。すごく面白かったです。大好き!2024/01/11