ポプラ文庫<br> シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

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紙書籍版価格 ¥880
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ポプラ文庫
シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

  • ISBN:9784591171196

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内容説明

はからずも医療刑務所へ期間限定の配属となった精神科医の工藤。矯正医官となった彼が見たのは、罪を犯しながらも民間と同等の医療行為を受けている受刑者たちの姿だった。自身の過去から受刑者に複雑な感情を抱く工藤。さらに彼の気持ちをかき乱したのは、医師を志望するきっかけを作った男との鉄格子越しの邂逅だった……。いま最注目の新鋭が放つ、心揺さぶる傑作社会派エンターテインメント。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばゆみ

7
タイトル通り、夜去(よさり)医療刑務所を舞台にしたお話。服役中の囚人を税金で治療する、という倫理的観点上難しいテーマを、読みやすく、でも重々しく描いていて、興味深く読んだ。チャラ男に思えて実は凄腕の神崎先生が、個人的に一番印象に残った。2021/11/12

ふーこ

6
主人公の心の葛藤がとても伝わってきました。 医療小説は数多く読みましたが、この本を読んで新たに医療刑務所というものを知ることができてよかったです。 大きな出来事が起こったり、大どんでん返しという展開はありませんが、文章の癖もなく、とても読みやすかったです。 参考文献一覧を見て、著者は中途半端ではなくきちんと理解された上でこの本を執筆されたということが伝わってきました。2021/10/10

りょう

4
犯罪者に対して税金で、どこまで充分な医療を提供する必要があるのか。という命題に悩む新任の医療刑務所の医師が主人公。結局、いろんな例が出てくるけど、本音のところでのその回答は明らかにならず、友人やら、末期癌やらの状況に紛れてしまった結末だった。わからない。2021/11/13

ゆいな

2
医療刑務所は漠然と存在は知っていたけど、この小説をきっかけに考える事が出来ました。それと共に、被害者・被害者家族・加害者・加害者家族、そして、そこで働く人々、その想いや考えを少しでも感じられます。長さはあるものの、登場人物が多い為、心理描写が物足りない感じもしましたが、ゆっくり読み込む事で補完し味わいながら読めると思います。2022/01/18

烏骨鶏

2
職場の指示で医療刑務所にしばらく勤務する事になった「僕」。 何故そんなに贖罪にこだわっているのか、性格的なのか背後に理由があるんだろうなと思いつつ読んだ。 それぞれの人物がストレートに描かれているように感じた。 いや、ストレート、って思うのは私だけかな。みんなごく普通の人達で、ごく普通に人生の出来事に悩んだり苦しんだりしているんだと、そしてそれはごく当たり前の人間のあり方なんだとなんだか思った。2021/12/02

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