内容説明
関係者への徹底した取材から墜落の事件性が浮上する!ベストセラー 『日航123便墜落の新事実』の原点にして渾身のヒューマンドラマ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomomi Yazaki
14
本書は、当事者だった日航のスチュワーデスが123便墜落に疑問を持ち、自分なりに調べ解明を目指すドキュメントである。著者の初フライトは、奇しくも123便だったこともその理由であろう。亡くなった同僚一人一人のエピソードを交え語りかける著者。その悲しみを怒りに変える政府の報道。結果ありきの捻じ曲げられた事実。これは冤罪の構造に極めて似ている。そして耳を、目を疑うべきは、新聞の片隅にあった事故後の中曾根康弘の日程。別荘でゴルフと読書とプール。これを知り、虚しさと怒りしか残らなかった。これが中曾根康弘の本性なのだ。2021/09/10
YUTAKA T
4
青山透子さんが、どうして必死に日航123便事故を追いかけるのか、という動機の部分の個人的なストーリーです。その当時スチュワーデスで直接に指導を受けた先輩のスチュワーデスの先輩をあの事故で亡くしてしまった彼女の気持ちが丁寧に書かれていました。驚いたのは事故原因とされた後部圧力隔壁が事故現場でお椀状の原型をとどめた完全な状態で発見されていて、新聞報道もされていたということですね。p.137~138 数か所の亀裂はあったということですが、それでもほぼ完全な原型を保った状態で圧力隔壁が発見されていたのは衝撃です。2023/12/15
yuki
4
「沈まぬ太陽」のドラマを見て過去にこんな事件があったことは知っていたのですが今も真相を求めている方と事故に直面して「覚悟を決め」最期まで乗客のためにたたかった人たちを知り何度も涙があふれてきました。2021/09/03
yurinessa
1
考察。今年は日航機123便墜落から40年目の節目の年。当時業務に当たっていた客室乗務員たちのプロフェッショナルな仕事ぶりに恐れおののいた。極限状態のなかなにを支えにここまで出来るのか。それは当時の職業倫理とプロ意識の高さからくるもの、そして職場環境の良い意味での厳しさもあったのだろうと思う。この時代のある意味厳格さを取り戻さないと航空業界は地に落ちていくばかりだと思う。旅好きなひとりとして空の安全について深く考えさせられる作品でした。2025/01/30
ぼび
1
6/52023/11/29
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