文春新書<br> 女たちの壬申の乱

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文春新書
女たちの壬申の乱

  • 著者名:水谷千秋【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 文藝春秋(2021/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166613243

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内容説明

古代最大の内乱に秘められた愛憎劇

・万葉集に名高い「額田王」が詠んだ恋の歌の謎
・夫・天智天皇を慕う「倭姫皇后」の最期
・天武天皇と共に国を造った「持統天皇」

古代史研究の第一人者が女性たちのドラマを鮮やかに読み解く。

目次
第一章 乱の経緯
第二章 三人の天皇―天智・天武・持統
第三章 天智と大海人皇子の最後の会話
第四章 大海人皇子をめぐる女たち
第五章 天智を悼む女たちの挽歌――倭姫皇后と額田王
第六章 大津宮の滅亡と消えた后妃たち
第七章 女たちの「戦後」――和解と祈りの歌

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びっぐすとん

19
図書館本。ざっと壬申の乱について知るにはいいかもしれないが、チョッと中途半端かな。タイトルの「女たちの-」に引かれて読んだけど、うーん思ってたほど天智や天武の后妃にスポットがあたってなかった。大昔で資料が無いから仕方ないとは思うが。天智の后妃だけ没年や墓の所在が解らないことなどは興味深い。天武系にしてみれば抹消したいのかもしれないが持統にとっては実の母も含まれるのに。持統自身は勿論母親の供養はしていたのだろうけど、公には残せなかったということかな。当時の宮廷は皇族が身内で実際に殺しあってて緊張感が凄そう。2022/02/28

遊未

6
さすがにこの時代を何冊か読んで、地名や人名がある程度はふりがな要らなくなったかな?程度ですが、兄弟に兄の長子が絡み興味が尽きない出来事です。また、戦略がたっているところも魅力があります。昔から思うのは大友皇子は母親の身分が低かったが、賢明で人柄も問題なかったのであれば、他に道は無かったのかと?鵜野皇女の存在と身分の時代であったということでしょう。2022/08/23

ユウユウ

6
#読了 女には女の戦いがある2022/06/09

takao

3
ふむ2024/06/13

Go Extreme

3
乱の経緯 三人の天皇―天智・天武・持統 天智と大海人皇子の最後の会話 大海人皇子をめぐる女たち 天智を悼む女たちの挽歌―倭姫皇后と額田王 大津宮の滅亡と消えた后妃たち 女たちの「戦後」―和解と祈りの歌2021/09/07

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