内容説明
これからはじめる人のために囲碁のルールや打ち方を、やさしく解説した入門書です。
囲碁は大人の趣味として高い人気を誇るものの将棋やチェス、麻雀に比べると打ち方が難しいため、一人で始めるのはハードルが高いと感じたり、始めたものの途中で挫折してしまったりする人が多いゲームです。
そうした人にも囲碁の楽しさを理解していただけるよう、本書では基本的なルールや打ち方、石を取るテクニックなどを例題を使ってひとつひとつ丁寧に解説しています。
さらに、項目ごとに解説の復習となる問題がついていて、解いていくことで理解が深まるつくりになっています。
本書を最後まで読めば一人で19路盤が打てるようになり、囲碁の楽しさ、奥深さを感じることができるはずです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アコ
21
「2022年は囲碁に挑戦してみよう!」と思い立って借りてみた。しかし、碁盤・碁石も手元になく、まったくのゼロから始めるにあたって本で理解 / 習得するのは難しいというのが率直な感想。並行してやってみたアプリ、ぼんやりレベルだけど視聴してみたYouTubeのほうがわかりやすかった。もう少し理解が深まったら再読しよう。イラストがかわいいので手元に置いておきたくはなった。/著者は『ヒカルの碁』監修&囲碁界でも有名な吉原由香里さん2022/02/03
haRineZumi
2
将棋やチェスはできるのに、囲碁だけ難しい印象があり(しかも、周りに打てる人がいない…)でも、いつか覚えたいと思っていて、今回初めてこの手の本を読みました。「ヒカルの碁」の監修をしていたという人だけあって、ルールから打ち方のコツまで、1つ1つ段階を踏んでいく教科書のような説明の仕方が親切。自分のような初心者には、しっくりくるというか、とてもわかりやすい内容でした。それにしても、囲碁の世界は深いですね。まさに盤上の宇宙。他の本も読んでみたくなりました。2020/07/19
ドナドナ
0
囲碁に限った話ではないが専門用語が多く、最後に用語集があるのは嬉しい。「入門は6路盤から」という構成はどの指導媒体も同じだが何をどのタイミングで指導するのか、それぞれで異なるため色々なものから一度に知識を拾おうとすると混乱しそう。自分のレベルに適した指導を受けるためには本書のような内容の限定されたものを一本に絞って読破するスタイルの方が結果的に効率よく覚えられそう。何だか数学の受験勉強スタイルを思い出した(笑)2022/05/04
H.Yamaguchi
0
盤上遊戯に挑戦したくなって手に取った。ルールはシンプルなのに難しい…2022/03/29
Naggy
0
義祖父が囲碁を嗜んでいるので、相手できるかなと思い、とりあえず本書を購入してみました。基本的なルールや流れが大変わかりやすく書かれていたので、アプリでCPUと対局するくらいにはなれた気がします。最初の1手が自由すぎて取り付く島がないこと、境界をつくってもいつまでも碁の取り合いをしてしまいそう(終わり方がわからない)、ということが初心者のハードルになりそう。2022/01/14