内容説明
これからはじめる人のために囲碁のルールや打ち方を、やさしく解説した入門書です。
囲碁は大人の趣味として高い人気を誇るものの将棋やチェス、麻雀に比べると打ち方が難しいため、一人で始めるのはハードルが高いと感じたり、始めたものの途中で挫折してしまったりする人が多いゲームです。
そうした人にも囲碁の楽しさを理解していただけるよう、本書では基本的なルールや打ち方、石を取るテクニックなどを例題を使ってひとつひとつ丁寧に解説しています。
さらに、項目ごとに解説の復習となる問題がついていて、解いていくことで理解が深まるつくりになっています。
本書を最後まで読めば一人で19路盤が打てるようになり、囲碁の楽しさ、奥深さを感じることができるはずです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どぶねずみ
26
囲碁の経験はまったくないけど、映画『碁盤斬り』を観て、ルールがわかったらもっと面白いだろうになぁと思ったのが本書を手に取ったきっかけ。本書は非常にわかりやすいが、私自身が入門書を1冊目を通しただけでは全然覚えられない。まずはゲームで一番レベルの低いところから少しずつ練習して覚えていきたいし、またもう少し時間をあけてから入門書に目を通したい。2024/06/15
アコ
22
「2022年は囲碁に挑戦してみよう!」と思い立って借りてみた。しかし、碁盤・碁石も手元になく、まったくのゼロから始めるにあたって本で理解 / 習得するのは難しいというのが率直な感想。並行してやってみたアプリ、ぼんやりレベルだけど視聴してみたYouTubeのほうがわかりやすかった。もう少し理解が深まったら再読しよう。イラストがかわいいので手元に置いておきたくはなった。/著者は『ヒカルの碁』監修&囲碁界でも有名な吉原由香里さん2022/02/03
APIRU
5
知識ゼロでも囲碁の基本が分かる一冊であると思います。自分もだいぶビギナーではありますが、読んでいると実際にいろいろ試してみたいと思えたので、入門として良書と言えるのではないでしょうか。囲碁のルール、攻守における基本テクニック、19路盤での対局例。入門書とはいえ結構難しいのかなと最初は多少身構えてはいましたが、案に反して分かりもよくて何より始終楽しく読み進められました。もっとも、読んだだけでは消化しきれていない内容も少なからずありましたが、その辺は実際に対局を重ねていけば追々身に付いていくのかなと思います。2025/08/13
ぼん
3
以前、囲碁入門書を読んでみてルールはわかったが、ゲームで全然勝てないので、もう1冊読んでみた。 どのように打ち進めるのか基本的な考え方が書いてあるので、参考になる。2025/07/21
haRineZumi
3
将棋やチェスはできるのに、囲碁だけ難しい印象があり(しかも、周りに打てる人がいない…)でも、いつか覚えたいと思っていて、今回初めてこの手の本を読みました。「ヒカルの碁」の監修をしていたという人だけあって、ルールから打ち方のコツまで、1つ1つ段階を踏んでいく教科書のような説明の仕方が親切。自分のような初心者には、しっくりくるというか、とてもわかりやすい内容でした。それにしても、囲碁の世界は深いですね。まさに盤上の宇宙。他の本も読んでみたくなりました。2020/07/19