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内容説明
長年、上皇后美智子様の乳がん検診を担当し、2019年には初期の乳がんを早期発見した静岡県立静岡がんセンター乳腺外科乳腺センター長の高橋かおる先生が、乳がんやその治療などについてわかりやすく解説した本。乳がんについて女性に知っておいてもらいたいこと、患者として学ばなければならないこと、そして乳がん治療の知識などについて理解を深めるために書いた本です。パートナーや大切な人、身近な人が『がん』と診断された時、本人はもちろんのこと、家族にとっても、乳がんについての不安を解消し、多くの女性の心と体のケアの役に立つ役に立つ、信頼性が高い一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
43
最近、自分の周囲での乳がん率が高く、気になったのでこの本を手に取った。乳がんについて最新の情報や、医療費などについても触れられており、とても分かりやすい。私は毎年でなく2年に一度の検査なので、毎年しようと改めて感じた。マンモも痛くないし、乳腺エコーも出来ればセットで受けた方がよささそう。先日、同級生と友達が乳がんと聞いたが、既に遠隔転移しておりステージⅣ。抗がん剤による現状維持や緩和医療に入っている。二人とも40代。かなり厳しいけれど、頑張って生き抜いて欲しい。2021/10/14
spatz
10
乳がんに限らず病は情報が専門的すぎてわかりにくいことが多い。病院選びや医師の話も、いざというときに悩むことは多いと思う。がんは致命的な病にもなりうるが、日頃からの検診で早期発見で治るものだという言い方もされる。それでも現実にがんで亡くなる人は多い。やはり定期的な健康診断は大切、そして本書のテーマの乳がんに関しては冒頭にでてくる、breast awareness 意識すること、が大切なのだと改めてきづかされる。自覚症状がないまますすむのがガンの怖いところだから。#NetGalleyJP2021/05/06
あまぐり
0
乳癌かもしれない…と不安に駆られたとき図書館から借りてきました。 とても詳しく分かりやすい内容で勉強になりました。 この本のおかげで適切な治療を受けることができたと思っています。 オススメです。2023/05/29