内容説明
人間の命と尊厳を護りぬくために、すべてを破壊する戦争に歌でノーを!!
国境と時代を越えて、脈々と歌い継がれてきた世界の反戦歌。その知られざる歴史とエピソードを綴る!!
それぞれの歌のお勧めYouTube映像+CDのご案内も掲載!!
スペイン内戦、第一次、第二次世界大戦、原爆、沖縄戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争、イラン・イラク戦争……世界中で繰り広げられた戦争の影で、苦しんだ人々を癒し、勇気づけた歌たちの歴史と逸話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
32
再読&再聴。今回はWaist Deep in the Big Muddyがしみた。間違っていることはわかっているのに進み続けるように部下に、国民に、弱者に促す権力者たちの理不尽さが、現在の日本と重なります。2022/08/26
たまきら
30
新着図書コーナーから。今こそ、反戦歌を、ということばから始まり、その定義、歴史、現存する最古の反戦歌、そしてなんとも丁寧なことにYoutubeまで紹介してくれる、というかゆいところに・・・な一冊です。自分が一曲選ぶならLIVEのWhat Are We Fighting For? だなあ。2019/04/19
trazom
5
単に「反戦歌」の紹介をするだけでなく、その背景となった政治状況・時代状況を詳しく述べたうえで、著者のスタンスも明確にしている。また、それぞれの歌に関わった作曲者や歌手のことなどをとても詳しく調べて記述している著者の姿勢に敬意を覚える。また、22曲を1章ごとに説明した各章末に「お勧めYou Tube」を紹介しているのも、とてもいい。これだけたくさんの反戦歌が作られ、そして、それらがいつまでも歌い継がれなければならないということこそが、この世界の現実であり悲劇である。2018/07/23
だいや
2
ジャーナリストの方の文章なので音楽学者の書籍に慣れた自分のようなタイプは少々面食らいましたが、24曲の反戦歌の背後にある政治的背景の説明に同時代の人でしか分からないリアルさがあり、生まれる前のことが知れて勉強になりました。2025/04/15
ソニックゆうすけ
2
記録を見たら5年程前に読んでいる。今の世界の事もあり、本屋で取り寄せて購入。結果繰り返して読みたい本なので買って正解でした。今回は全曲で文明の利器、You Tubeを併用して読了。全く違う読書体験になった。日本人としては、さとうきび畑や、艦砲ぬ喰ぇー残さー、が響く。CDで音源を持っている、PPMやディランも改めて聴き直そうと思う。最後の平和の歌もとても良かった。2022/03/17
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