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内容説明
【友達とか、思い出とか。優しさだって意外と溢れてる。】
レオに振り回されながらも自分の居場所を少しずつ広げていく景一。料理を教わったり、バイトで頼りにされたり、初めて会う人と趣味を共有したり…。なんでもない時間が、景一の心を少しずつ変えていく。すべてを諦めてきた景一の青春取り戻し奮闘記、第２巻！
(C)2021 Satsuki Yoshino
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
耳クソ
15
『ばらかもん』が五島(フィクションの日常)-東京(現実の非日常)という空間の裂目を描いて、日常系漫画という、現実から切り離され隣接するフィクションの日常を描く考え方を編み出した。『18』では今のところその裂目が景一の「キャラ」に全て委ねられる。もしかしすると『18』では景一に「日常系」が内包され、その裂目を抱えた身体から人間的な内側へ解き放たれるまでの物語が描かれるのかもしれない。それはなる-清舟という時間の裂目への挑戦にも似ている。時間的命題としての18歳。キャラとしての身体を超え、景一はそれを生きる。2021/08/11
マカ
7
折角馴染んできたのにまたあのろくでもない父親が引っ越し騒ぎを起こし、いつものことだと受け入れようとしたが、景一初ギレで幕を閉じた。引っ越さないで済んで良かったね。初キャラの商店街メンバーもいい味出してて、正直レオだけだとキツかったけどその濃さが分散されて読みやすくなった(笑)ミホの失敗前髪が面白かったわ～。直してもらって髪型可愛くなったね。2021/10/09
ソラ
5
１巻読み終わったときは正直微妙だったのだが、レオ以外の人物がよく出てくるようになってから面白くなってきた。正直レオだけだと濃すぎてあんまり…。2021/08/15
ｍ
4
また強個性のキャラクターが増えた。本好きカズオと景一みたいに、好きなものを好きなだけ語れるの、いいね。カズオの人が良くてそこもまた魅力的。2021/10/18
かなっち
3
『ばらかもん』や『はんだくん』が大好きで、こちらのシリーズも外れないだろうと3冊全巻購入しました。ですが、クズな父親がどうしても許せず、久しぶりに読み進めるのがツラい作品だったのです。もったいないので、時間が掛かっても読了しましたが、主人公は地味過ぎでレオはあまりに破天荒過ぎて、キャラクターたちにも好感を持てず…。この巻では、爆発した主人公の怒りで引っ越しが保留になったのは良かったのですが、じゃあ父親はどうやって稼ぐの？生活できます？と、変なトコロが気になって…楽しめませんでした。→2023/08/11
