内容説明
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地学教師でもあった宮沢賢治が作品内に描いた地学的な知識や表現を手掛かりに地学の基礎を学びなおせる新感覚の参考書シリーズ、テーマ別詳細版が全5巻で登場。地学で扱う5分野を各巻1テーマずつ独立させ、中学・高校で学習する基礎内容をほぼ網羅します。第1巻では、太陽系の誕生や恒星の一生、宇宙の広がりと天文学の歩み、天体観測のしかたなどを「双子の星」「土神ときつね」「銀河鉄道の夜」等を参照しながら学びます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
51
中学・高校で学ぶ地学基礎のうち、宇宙科学と天文学に焦点をあて、星や宇宙にまつわる宮沢賢治の作品やエピソードを引用しながら、詳しく分かりやすい解説を施した参考書。これまで宇宙に関する本を読んできましたが、宮沢賢治の作品と絡めた本は初めてでとても面白かったです。全編フルカラーで宇宙初心者にうってつけの内容です。2022/08/26
鯖
18
賢治の詩や物語を読んで、その後にイラスト図解で分かりやすい地学の教科書のような説明文が続くつくり。銀河鉄道の夜がやっぱりたっぷり。双子の星に星めぐりの歌も。普通に読み直したくなるなあ。マジェランの星雲って聞くと、かっこよさが何倍にも増す。2021/11/07
Eri
6
宮沢賢治も宇宙も好きだ。 好きなのと分かるのと得意なのは違うってことが身にしみる。壮大すぎるのか、用語を知らないせいなのか、物理が苦手なせいなのか、頭に入ってこなくて苦戦。 どうやって星までの距離や温度を測ることができるのか不思議だったけれど、そういうことが分かって嬉しい。2024/06/21
三色かじ香
6
宮沢賢治の物語の言葉で書かれた宇宙のことを、直後に教科書の言葉で読み直せるのがとても楽しい。宮沢賢治の紡いだ比喩はほんとうにいいですね。2021/10/14
MOTO
5
天体の画像や、(銀河)(星雲)など語彙も美しい天体学。決して退屈ではないけれど、徐々に難解になり、単調な星空にあくびが出かかる頃、楽し気な賢治先生のお話が唐突に始まる。さっき学んだ現象や名称が物語の中で煌めく様子に再び目がしゃっきり♡こんな教科書が学生の頃にあったら良かったなぁ。2021/11/06
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