内容説明
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甲冑は、敵の刀剣や矢、銃弾から着用者を守るための防具であり、その機能は現代の軍隊が使うヘルメットや防弾チョッキと大差ない。
しかし、決して合理性だけを追求した工業製品ではなく、華やかな色に染められた絹糸や複雑な透し模様を彫り込んだ金具がふんだんに使われ、細部に至るまで極めて美しく作られている。
本書では、甲冑の素材や細部構造から着用法に至るまで、時代ごとの変遷を追いながら、イラストと写真で徹底的に解説。
日本の美の大いなる象徴であり続けた甲冑の魅力、その奥深さへと踏み入る第一歩におすすめの1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
19
イラストで昔からの甲冑やその変遷を見ることが出来る。それだけでなく武具や馬などについても記載があるのがありがたい。2021/04/24
あねさ~act3 今年1年間は積読本を無くす努力をしたいなぁ。←多分無理🤣
7
イロイロ甲冑について、勉強になったけど、ローマ字で胴体に自分の名前が描いてある甲冑が一番インパクトがあった。 実物を見てみたい。2021/06/23
bvbo
2
写真も大事だけど、イラストだとわかることもあるな。 2021/05/30
つじつじ
2
詳しい。 quiyota xichisuque(清田七助)と書いてある甲冑が印象的だった。2021/03/09
kaz
1
もう少し実物の写真があるかと期待したが、タイトルにあるとおり、基本的にはイラストでの解説。甲冑を付けないわけにはいかないが、よくこんなものを身に着けて動き回れたものだと、改めて感心してしまう。図書館の内容紹介は『防具としての合理性を追求すると同時に、細部まで美しく仕上げられた甲冑。「兵器にして美術品」という二重の性格をもつことが、甲冑の最大の魅力である。古代から戦国・安土桃山までの鎧・兜・武器・馬具を徹底図解する』。 2021/04/14