内容説明
邪教徒による襲撃を撃退したユリスは、大罪魔術の“憤怒”の暴走を止めてくれた聖女であるセシリアへの恋心を自覚する。そこで、ユリスはセシリア好みの男性を知るべく、セシリアの姉の聖女が参加するという「姉妹校交流戦」への参加を決意する。
ユリスはなんとしても参加するため、師匠のミュゼに修行をつけてもらい、新たな魔術の開発をすることに。
しかし、そこに魔族の姫によるラピズリ―王国への大規模侵攻が行われようとしていた――。
ユリスは無事セシリアの好みの男性を知ることはできるのか!?
欲望に忠実な少年の学園ラブコメファンタジー第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
3
無能と呼ばれる、魔法ではない魔術を使うユリス。セシリアがユリスラブなのは変わりませんが、新ヒロインが続々登場。危ないのが数名いますね。約1名が一歩リードでしょうか。魔族の姫様の動きが気になります。2021/08/07
rotti619
3
セシリアへの恋を自覚した主人公が、姉妹校にいるもう1人の聖女へセシリアの男性の好みを聞く為、対抗戦に参加する…という、1巻読んだ大半の人が「いや、どう見てもキミら両思いやん。さっさと告れ」と思うお話。ただ、内容的には師匠のミュゼの話がメインで一番の盛り上がりはラストのバトルになる。これがメチャクチャ熱い。主人公の魔術は強いが、1度に1つの属性しか発動できない、条件が揃っていないと自分の意志だけでは発動できないという致命的な弱点があり、そこを突かれて大苦戦に陥った彼が見せた、逆転の一手は見事だった。2021/08/05
暁月
3
ユリスとミュゼの出会いなど、2巻はミュゼがメイン。魔族姫との戦いは最高に迫力あって面白かった2021/08/04