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内容説明
東日本大震災から10年、今こそ子どもたちや多くの人に読み継がれていってほしい命と感動の実話
2011年3月11日、の日本大震災、地震と大津波が襲う中、仙台市中野栄あしぐろ保育所では保育士が必死で子どもたちを守り抜いた。マニュアルにあった園庭避難では危険と判断し2階に全員を避難させた主任、胸まで水に浸かりながら外出先から戻り、子どもたちや保育士を元気づけた所長、子どもたちを不安がらせないように必死で笑顔を作り続けた保育士たち。寒さと暗闇の中で一晩を過ごし、子どもたちは全員けが人もなく保護者のもとに戻った。日本テレビ系人気報道番組「News every.」でも特集された話題の絵本。
【著者】
あいはらひろゆき
累計発行部数220万の大人気絵本シリーズ「くまのがっこう」(ブロンズ新社)の作者であり、絵本ユニット「たあ先生」として2020年に発表した「はっはっはくしょーん」シリーズ(カドカワ)や「てあらいまんとうがいひめ」(サニーサイド)も大ヒット中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
24
東日本大震災には、埋れたいくつもの感動実話があるのだと知りました。150人の園児の命を守りきった保育士さんたちは、若い人たちが中心だったことと思います。その人たちが使命感を持って、チームワークで支え合った事実は、綺麗事でなく、とても尊いものに思えます。 命の大切さだけではなく、人の力を伝えていただきました。 この本に感謝いたします。2021/05/25
ごへいもち
16
泣きそう。2023/02/03
ヒラP@ehon.gohon
15
【再読】大人のための絵本2022/03/15
ひまわり
6
東日本大震災の時に実際にあったことを後世に伝えていくことは大事。絵本はそれを伝えやすい。2021/08/20
食べる
1
絵本なのに涙が出てきた。一瞬の判断で命が続くか終わるかが決まる。そんなことはいつもあってはならないけど、大災害の時は起こってしまう。戦争の時も起こってしまう。そして、ツラい時も笑顔でいられるか。心の中に問いかけられた気がする。2022/12/02