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内容説明
「儲からない」にはちゃんと理由がある。
マーケットが好調な時には、身の回りのいたる所に投資に関する情報があふれます。「投資は誰でもできる」「市場が好調なら誰でも儲かる」そんな言葉につられて投資を始めたものの、「期待ほどの結果を得られていない」「思わぬ損をしてしまった」という声は少なくありません。
なぜ、儲からないのか? それは投資の原理原則を理解していないから。情報に踊らされ「自分の頭で考える」投資ができていないからではないでしょうか。
ネットを使えば最近のトレンドからおすすめの銘柄まで様々な情報を得ることができる時代ですが、投資の考え方の基本については誰も教えてくれません。
本書では、証券会社で何万人もの個人投資家をみてきた著者が、その長年の経験から、投資家が陥りがちな落とし穴、そして、成功する投資家が大切にしている考え方の基本について紹介します。
目次
はじめに 「投資の本質」を知るということ
第1章 「儲からない」には理由がある
第2章 投資の“常識”に潜む罠
第3章 株で儲かる人・儲からない人の境界線
第4章 投資信託は罠だらけ
第5章 債券、外貨、保険……ここにもある勘違い
第6章 後悔しないための5つの原則
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
54
投資の絶体は「不確実性」と「ノーフリーランチ(うまい話はない)」の2つであるそうですが、これは私も同感です。結局、どんな経済学者でもFPでも、この先絶対もうかるものを予測するのは不可能ですし、いろんな理由もすべて後付けだと思います。後悔しないためには、うしろめたいと思わない、勝ちパターンを持つ、とにかく待つ、頭を柔らかく、無理はしない、の5つが原則とありますが、特に待てるかどうかが大きいかも知れません。短期的に儲けることは非常にむずかしいですが、損失がありながら長期で待つことも根気が必要です。2023/12/04
金吾
18
投資初心者としてなるほどと思う部分が多かったです。もう少し勉強してみようと思いました。2025/05/23
モーモー
17
元証券会社に勤めた筆者の初心者向けの投資指南本といった位置づけか。信託財産留保額について、有りが本当のポジションであるが、手数料で競っているなか、無しの設定をする投資信託が主流となっている。 保険等にもすこしふれているが社会人になっていきなり勉強するのではなく、若い時から勉強出来る仕組みが必要ですね2022/07/19
TadashiK
14
★★★★☆投資ノウハウ本としてとてもバランスがとれている。長期投資、外国株式、投資信託、外貨投資などを盲目的に信奉するのではなく、かつ頭ごなしに否定するのでもなくクールに分析されている。そもそも投資自体必ずやらないといけないとも言ってなく、「休めるのは個人投資家の特権」や「1日10万円の損が耐えられない人はやるべきでない」と言っていたり、適度にブレーキをかけてくれています。2022/06/23
はるき
13
過熱気味な頭に冷静な差水。何何だけすればいいはダメ🙅感情より理論を優先して、悪い時もあると受け入れる気持ちの余裕を持つべし。2023/01/28