幻冬舎単行本<br> コロナの暗号 人間はどこまで生存可能か?

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幻冬舎単行本
コロナの暗号 人間はどこまで生存可能か?

  • 著者名:村上和雄【著】
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • 幻冬舎(2021/07発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344038165

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内容説明

文明の転換期に警笛を鳴らす小舟の一つとなることを目指した解説書。
コロナ・科学・人新世などについて、各節を簡潔にまとめた「まとめ」の文とあわせてわかりやすく紹介

【もくじ】
1人間自身が招いた「新型危機」の時代
現代文明の「モア・アンド・モア」が人類を滅亡させる
「第六次大量絶滅時代」を招く「人新世」という時代
「成長の限界」どころか「生存の限界」に向かう地球
ほか

2「コロナ」が教えてくれたこと
二年前の危惧が現実化した新型ウイルスのパンデミック
コロナ禍は「人新世」に乗じて爆発的に広がった
人類と共生してきたウイルスの人知を超えた戦略
ほか

3科学者は間違っていなかったか
コロナ禍も大災害も「想定外」では済まされない
役に立たない科学が、じつは一番役に立つ
「役に立つ科学」に偏ると人類の将来が危うくなる

4遺伝子は「いのち」の謎に迫れるか
生命や宇宙の研究にも求められる人間としての節度
ゲーテが予言していた遺伝子操作の危険性
遺伝子も酵素も生物の「部分」であり「全体」像に届かない
ほか

5人類は遺伝子ONで進化する
常識の歴史的転換を迫った一本で一万個のトマト
崖っぷちに立つ人類も、変身できる可能性がある
ほか

6人類が「生きる」ための「合い言葉」
宇宙飛行士が感じ取った「生きている」地球の痛み
「生きていること」の本質を示す自然界の高度な秩序
地球は生きている
ほか

7危機の時代に日本人がはたす役割
受難の時代に求められる日本人の利他的遺伝子
いくつもの歴史に明らかな日本人の利他的伝統
危機状況でこそ発揮される日本人の日本人らしさ

おわりに
全体のまとめを兼ねて ~「コロナ」の暗号に隠された人類生存の知恵
*「コロナ」が促した生き方の転換
*新しい生き方のヒント「新3S」
*西洋と東洋を結ぶ〝超合理〟の考え方
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あまね

17
村上先生のご遺言のような本でした。題名に『コロナ』が入っていますが、今までの先生の本の総まとめのように思います。ポストコロナの時代、『新しい価値観』『新しい生き方』と言われても、磁石をなくした小舟のような気持ちで毎日を送っていました。けれど、こちらの本で指針となるヒントをもらえた気がします。感謝申し上げます。2021/07/21

keitakenny

3
本当に神を信じているのは、科学者であると再認識 子供の頃の道徳の授業的な感じ 「古き良き日本人の心を再び」ということか 海外への憧れやマスコミの煽りで見失った大和魂を取り戻すことは難しいのでは 科学的な事を期待していたので、見事に肩透かしをくらう 宗教的な雰囲気を感じたところは、少し拒絶したが齢を重ねると納得する様になるのか? 最近の若者は…とボヤかないよう気をつける2021/10/27

りんたろう

0
★★★★今、世界中の人間がこの本を手に取り、深く読み味わい、批判することなく素直に受け止められたなら、世界はどんなに良くなるだろうか、なんて考えながら読みました。村上版3S政策は実にユニークで、特に伝統的に対立関係にあったサイエンスとスピリチュアリティが、これから上手に絡み合う思想は尊い観点だと学ばせて頂きました。「つつしみの力」。まずは私本人の小さな実行から始めたいと存じます。2024/02/18

nats

0
知人に借りた。コロナに関する本かと思ったけど、ちょっと違った。利他的遺伝子。コロナ禍もそうだし、最近増えている、ジョーカー的事件とか、自分のことしか考えられてない行動が多いと思ってて。こんな考えの人が増えていったらいいのに、と思う。 あと、漠然とだけど、サムシンググレートの存在を感じて生きているな、と思った。2022/01/16

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