内容説明
海人は共犯者のミナリスの復讐を手助けしている際に、聖女メテリアによって元の世界に強制的に戻されてしまう。そのせいで、ミナリスやシュリアとも離れ離れになる。
異世界での記憶を失った状態で現代日本に戻った海人の目の前には、悲惨な現実が広がっていた。妹の舞、親友の悠斗以外の家族・知人はおらず、海人自身も未解決事件の重要参考人として警察から常に監視されていた。
そんな現実を何とか押しとどめて束の間の平穏な日常を過ごしていた海人だが、黒幕により徐々に追い詰められていく。
黒幕の放った刺客によって瀕死状態になった時、海人は異世界での記憶と、勇者の能力を取り戻す。そして、黒幕への逆襲を開始する――。
「思い出した、そうだ……俺は、必ずあいつら全員、殺してやるって誓ったんだ……!」
記憶や能力を失っても這い上がり必殺する、壮絶な異世界復讐ファンタジー第六弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
leo18
3
舞台は現代へ。記憶を失った海人は消失事件の参考人として警察から監視される。妹の舞のヤンデレ具合が光るが、メインの話はゴチャゴチャしてきた感。やっぱり復讐ものとしては爽快感が足りない。2018/09/02
BesNiconico
0
妹の舞登場で、復讐心関連で残念に思う気持ちはあるが、それを補うレベルで舞が可愛い。 ただ、個人的にはパーティーメンバーに残念と思う出来事がある(ネタバレになるため言えない)。2019/10/24
玉ねぎ
0
個人的にこの巻がやたら面白いと感じた。読者への作中での敵に対するヘイト煽りが弱いとは感じたが、現代世界観で異世界勇者が暴れる展開や、異世界転移事件が発生した後の事件アイデアは面白かった。メイン登場人物増えたけど今後どうなるんだろ。てかなろう版は消されてるのか… なんだかんだ続き読みたいとは思ってる。てか2019年春に7巻発売予定と予告されてて、2018年8月にこの巻が出てるのね…。なろうに原型があるはずなのに発売遅れてんのか?2019/05/19