夕霧徒然双紙<br> 万葉集の中の皇子たち

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夕霧徒然双紙
万葉集の中の皇子たち

  • 著者名:横尾湖衣/E缶
  • 価格 ¥385(本体¥350)
  • 夕霧文庫(2021/06発売)
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内容説明

千三百年余もの時を超えて、今も読まれ続けている現存するわが国最古の歌集である『万葉集』。今回は皇子たちの歌について考察していきます。悲劇の皇子と言われる有間皇子や大津皇子の歌をはじめ、時の権力者であった中大兄皇子、政治的に不遇であった志貴皇子、政治的に有能であった高市皇子の歌についてみていきます。

目次

◆第一章 有間皇子の挽歌
    第一節 有間皇子について
    第二節 巻二・一四一歌
    第三節 巻二・一四二歌
◆第二章 中大兄皇子(天智天皇)の三山歌
    第一節 中大兄皇子について
    第二節 中大兄近江宮御宇天皇三山歌
◆第三章 志貴皇子の懽《よろこ》びの歌
    第一節 志貴皇子について
    第二節 志貴皇子の懽びの歌
◆第四章 高市皇子の挽歌
    第一節 高市皇子について
    第二節 高市皇子の挽歌
◆第五章 大津皇子の挽歌
    第一節 大津皇子について
    第二節 大津皇子の挽歌
◆主な引用・参考文献一覧
◆あとがき