内容説明
驚きは、癒しなのだ! 「え゛ーっ!」ここに向かってしろというのか!? そんな精度が必要なのか!? もよおした私が急いで向かった場所にあったのは、5センチの穴だけだった……。模様替えであんぐり、詩の神様に感涙、AV男優に思わず赤面。驚きについてあーでもないこーでもないと考えながら、いつの間にか癒されている傑作大爆笑エッセイ。
目次
1 たまげたノススメ
2 大丈夫か大塚君
3 好きだ操山会館
4 運転中の出来事
5 個室内の衝撃
6 最も変な行為(前篇)
7 最も変な行為(後篇)
8 何だかすごい名前
9 二人で絵画を
10 神様来る(前篇)
11 神様来る(後篇)
12 有名な人
13 燃費のいい驚き(前篇)
14 燃費のいい驚き(後篇)
15 武者先生の驚き(前篇)
16 武者先生の驚き(後篇)
17 今さっきの驚き
18 夜霧よ今夜も?
19 七年前の日記
20 人目をはばかるような取材(前篇)
21 人目をはばかるような取材(後篇)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
63
2012/2/15 Amazonより届く。2015/9/3〜9/7原田さんのエッセイ集。ならではの、面白さが満載。薬物事件の判決も下ったので、早くもりもり創作活動を行って欲しい。2015/09/07
Kumiko
32
就職活動で疲れ果てた帰り道、友人宅で徹夜した翌日の朝。このテイストに爆笑していた学生時代の私に教えてあげたい。四十路すぎてもまだ同じように笑っているよと。気持ちだけは若いままなのか、もしくは成長が止まっているのか(多分後者…)。色々あった著者だけど、こんな風に脱力節を書いてくれているのを読むと、なぜか憎み切れない。「もうバカなことしないでね」とヨシヨシしたくなる。まあ丁重にお断りされるだろうが。作中の『ちなみに原田さんはS?それともM?』『えーと、えーと…Lです』が最高でした。2017/10/31
ありょり
10
原田宗典さんワールドに入れて楽しかったです。初めて原田宗典さんの作品を読んだ時のことを思い出しました。たまげることって、意識していたら結構あるんですよね。小さくても大きくても、それを面白く表現できることが素敵☆本棚にある、谷川俊太郎さんの詩集をもう一回読みたくなりました。フフフと笑えて元気の出る本です(^^)2012/09/03
ATS
9
★☆☆わたしは原田宗典さんの作品が好きなんですが、本作はいまひとつでした。あんまり笑えなかったかなぁ。2018/05/29
おかゆ
9
やっと読み終わった…!入院中、友達が(たぶん)笑って元気出しなみたいな感じで買ってきてくれた本。エッセイなんて普段は絶対手に取らないので新鮮だったけど、読み慣れてなくてなかなか読み進まず。原田さんの著作は読んだことがないので、著作とのギャップとか違いとかはわからないのだけど、とにかく日常のいろいろに驚いてる人でした笑。私のなんてことない日常にも実は驚きがつまっているのかもしれないけど、私はなかなか気づけないなあ。谷川俊太郎さんとのエピソードが一番面白かったし、原田さんも一番びっくりだったんじゃないかな。2013/07/08