内容説明
テーマは人類永遠の夢「タイムトラベル」。主人公である高校生4人組がこの「タイムマシン」を作ろうと奔走する中で、「相対性理論」や「素粒子理論(ニュートリノなど)」、「量子力学」など人気の物理学テーマを学びます。誰もが気になるテーマを通して最先端物理がわかる!
目次
4月 相対性理論の章―タイムトラベル部の新入部員(恋する物体の電気力学、あるいは相対性原理について 終りなき戦い、あるいはウラシマ効果について ほか)
5月 トポロジーの章―ああ我らが時計ヶ丘高校(私立共学)(輪廻の蛇、あるいは閉じた時間的曲線について バベルの図書館、あるいはゲーデル宇宙について ほか)
6月 量子力学の章―第66回時計祭ただいま開催中(量子力学の現状、あるいはシュレーディンガーの猫について 犬は勘定に入れません、あるいは量子重力について ほか)
7月 パラドックスの章―海辺の時輪荘合宿(果しなき流れの果に、あるいは祖父殺しのパラドックスについて リプレイ、あるいは未来の決定不能性について ほか)
8月 終章―さよならタイムトラベル部(夏への扉、あるいはタイムマシンのつくり方について)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
27
ラノベではない。タイムトラベルについての物理学の解説本である。まあ、ラノベっぽい物語に仕立ててあるので、取っつきやすいのがウリです。本当にタイムトラベルは不可能なのか?その答えは、ぼくらがこれから見つけることかもしれない。ところで、NHKの倉庫にないのはVTRテープです。フィルムなら「タイムトラベラー」の再放送もあったかもしれない。2014/04/30
まりん
14
タイムトラベルに関する物理のほんの一部を、数式とかもなくさらりと説明してある本。物語になってるので読んでて飽きなかったし、説明も図がたくさんあってわかりやすかった。2014/11/04
えも
9
タイムトラベルに関する様々な物理理論が、とある高校の「タイムトラベル部」の出来事という物語を通じてザックリ解説されている。数式がないのでホントにザックリなんだけど、作者は物理学者だから多分正しいのだろう。それより、高校の文化系部活という設定で、乱雑な部室やら内緒の天体観測やら学祭にOBが乱入やら…といったエピソードが、高校地学部出身としては懐かしいじゃないですか♪2013/07/30
スプリント
7
読み物として充分楽しめます。タイムトラベルについて科学的な説明が間に差し込まれていますが平易な説明とイラストを多用しているので理系でなくともなんとく理解することができました。少なくても双方向のタイムトラベルは実現できそうにないですね。2015/02/07
オザキ
3
これはマンガにしてくれたらまた読みたい。俺の足らない頭では少し難しかったし、ギャグもマンガ向きだと思う笑2017/07/28
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