内容説明
さまざまな書きぶりを採用した全く新しい刑法の入門書。議論を重ねて厳選した重要テーマを,総論・各論あわせて全28話に整理して1冊に。コンパクトにまとまっているのでどんな時でもさらっと読める。刑法が面白くなり,実は役に立つ学問であることがわかる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海星梨
7
法律学入門を大学で受けてたから、刑法も入門したいと借りてきた。ギャグがくどいという感想があるけど、あんまり気にならない。大学教授(男性)ってそんな感じじゃねくらい。「他学科の学生もいるので最低限で行きたいと思います。そこまで深くはやりませんが、興味を持ってくれたら、さらに深くゼミとかでやろうね」みたいな大学の一般教養と法学部一回生の単位兼ねた授業みたいな感じで分かりやすかった。2023/05/29
🍭
3
まあ326(刑法)じゃないかな、教科書なので私蔵。有斐閣2021年4月1日発行。これまでに読んできた法学系のテキストで一番読み易かったし、内容にも満足できた。同シリーズに『憲法の時間 第2版』がありそちらも読んでみたいと思う。ギャグの方向性について指摘している人も多いが、こういう入門書で大切なのは問題点を理解させるための道筋と要約だと思うので、内容に過不足はないと思う。刑法に興味がある人になら誰にでもおすすめしたい。通読には五時間ほどかかった。2025/02/12
Masaki Sato
1
図書館で見かけて。総論・各論の入門書、学部1年生やロースクール未修者の予習用に。事例もイメージしやすく総論の込み入ったところまで入り込むことなく読みやすいし、学説の分かれ目になっているところも抑えてありわかりやすい。2023/09/24
トビケ
1
一度も刑法に触れたことが無い人間として、サッと読むのに丁度いい軽やかさと分量だった。重要なコンセプトを丁寧に。それぞれのロジックと実際問題における複雑さを垣間見ることのできる例題のバランスが軽妙。2021/09/10
水煮丸
0
刑法について総論から各論までまとめて解説されている。知識がなくても読みやすくて良かった。2025/01/26




