日露戦争〈第5巻〉

日露戦争〈第5巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 664p/高さ 20X15cm
  • 商品コード 9784165064008
  • NDC分類 210.67
  • Cコード C0031

出版社内容情報

戦争に勝利を収めたものの日本軍の損耗は甚しかった。米露の思惑と国内の反講和気運に苦悩する小村全権を描く最終巻。愈々完結!

内容説明

ルーズベルトの提案により講和談判の席についた両国だが、講和条件をめぐり激しく対立、議場は和平ならずの空気に支配された。注目の最終巻である。菊池寛賞受賞。

目次

ルーズベルトの策謀
ポーツマスへの道
小村全権出立つ
ウイッテの秘策
予備会談
小村の孤軍奮闘
樺太割譲をめぐって
秘密合意
ルーズベルトの変心
ポーツマスの憂鬱
談判か戦争継続か
屈辱の講和
和議の代償
反講和気運
日比谷焼打事件
秋晴れの調印式
小村全権病む
歓呼なき帰国
戦いすんで

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フンフン

7
第5巻はポーツマス講和。明治の日本人は昭和の日本人と同じ民族とは思えないね。講和で欲張りすぎるとロシア帝政が倒れるかもしれない。そうなったら賠償金をとるなんて思いもよらないことになるから妥協したんだ。伊藤博文が交渉相手の健在を図ったのと比較すると「蒋介石を対手とせず」なんて声明出して蒋介石政府を倒そうとした近衛のバカさ加減がきわだつ。2024/08/07

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