LOOP映像メディア学 Vol.11

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LOOP映像メディア学 Vol.11

  • ISBN:9784865280296

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内容説明

O・ウェルズ、黒澤明、小津安二郎らの作品分析をとおして映像編集の「定石」を問い直すクリエイティブ・ディレクター佐藤雅彦の論考のほか、写真家・畠山直哉が語り直す写真史、オリヴェイラ作品の編集者を長く務めたV・ロワズルーと映画監督・筒井武文の対談、H=T・レーマンによるペーター・ハントケ論に加え、桂英史のメディア・アート論を収録。コンテンポラリー・アニメーションの最前線を伝える山村浩二による公開講座はルース・リングフォードを迎える。

目次

論考|定石的映像手法の定石を離れた使い方 マッチカット編/イマジナリーライン編|佐藤雅彦
論考|プロメテウスのための新しい命法 ポストメディア運動としてのメディア・アート|桂英史
コンテンポラリー・アニメーション入門|Feel-bad film making──ルース・リングフォード インタビュー|山村浩二
論考|写真家が物語る写真史・序説|畠山直哉
映画編集公開講座|ショットのつながりの矛盾──オリヴェイラの作品を編集すること ヴァレリー・ロワズルー+筒井武文
論考|ペーター・ハントケ、この世界にともに住まうこと|ハンス=ティース・レーマン(翻訳 : 林立騎)

サーベイ論文|異界としての津軽へ 表現と居場所をめぐる考察として|潘逸舟
サーベイ論文|「禿山の一夜」に見る作家の制作プロセス|宮嶋龍太郎
サーベイ論文|ビデオゲームにおける映像表現と、それらしさ|山形一生
総説論文|疎外と平穏 統合失調症の病理とユビキタス社会の疎外|西條朋行
研究ノート|インスタレーションの異質な空間の空間化 プロセス化可能性とリテラルネス|大岩雄典
研究ノート|序説:視聴者から鑑賞者へ 『日曜美術館』はどのようなオーディエンスをもたらしてきたのか|村田萌菜
研究ノート|ネットワークのなかのアナグラム試論|布施琳太郎

 

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