講談社文庫<br> 駅に佇つ人

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講談社文庫
駅に佇つ人

  • 著者名:夏樹静子【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2021/06発売)
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  • ISBN:9784061847170

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内容説明

冷酷な現実に立ち向う、必死な愛の犯罪――石巻市で中年の男が殺され、若い塾教師が逮捕されたが、その男は起訴後自供を翻し、被害者の妻が殺される第2の殺人事件が発生した。被疑者に関わる地元代議士の妻の動き、やり手刑事のある秘密、そして恐るべき証拠品が……。人間の愛と罪を抉る表題作のほか、孤独な愛の激しさを描く、傑作推理小説集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さんつきくん

4
4編の中編小説集。昭和60年代の古い作品。どの作品もヒロインの女性が浮気しているのが共通点。それぞれ地方都市を舞台にしていて、魅力的な風景描写が印象に残る。表題作の「駅に佇つ人」は石巻が舞台だ。後に二時間ドラマの原作となっている。昭和後期の石巻が描写されて興味深い。日和山はもちろん、石巻線石巻駅と仙石線石巻駅とで駅舎が別にあったなども描写されている。不倫も描きつつ、推理小説がメインになってくる。ヒロインがそれぞれ関わりつつ、意外な人物が犯人だったりする。2024/08/03

Look

1
図書館にあったんで夏樹静子初読み。素直な書きっぷりで非常に好感。風景描写もいい。他の作品もぜひ読みたい。外れなしの短編集だけど、個人的には、「雨に佇つ人」がベストかな。2016/04/27

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