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内容説明
カネなし、コネなし、実績なしから東証一部上場した「北の達人」社長の処女作。利益率29%の秘訣は、会社の弱点が一発でわかる「5段階利益管理」と一度つかんだ顧客を絶対に離さない商品・人材・マーケティング戦略。史上初の4年連続上場&株価上昇率日本一超効率経営の秘密を創業社長がこれでもかとすべて語る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けん
21
【★★★☆☆】利益が重要。売上に目がいきがち。2021/08/20
前田まさき|採用プロデューサー
9
■同じ利益なら売上は少ないほうがいい ■売上 10 倍は「リスク 10 倍」を意味する ■アクシデント量は利益ではなく売上に比例する。……私が経営において大事にしているのは、 顧客満足度を高めることだ。……売上を上げたい一心でお客様を増やすと、一人ひとりの顧客満足度を高める施策に力が注げない。 売上が上がり、仕事が増え、従業員が増え、会社の規模が大きくなる。その分アクシデントも増え、管理の手間も増え、やりたいことに注力できなくなる。規模が大きくなることは、いいことばかりではない2021/12/06
Masaru Yamada
7
木下社長一代で東証プライム上場に導いた利益管理方法と経営への矜持が明記されている。5段階利益管理の実施、無収入寿命を24ヶ月まで延ばす、小さな市場で圧倒する。当たり前のようで、なかなかここまでの経営戦略を立案し、かつ利益管理を実施するのは難しい。まずは私の会社では個別原価計算から実施したいと思う。2022/10/09
そろけん
6
売上より利益を重視する事の必要性がよく分かる。ニッチな領域で差別化商品を開発し参入障壁を作り他社に参入させない戦略は良く知られているが、目立たないプロモーションで競合に気づかれずに永続的に成長できるという視点は目から鱗であった。2023/02/26
Taizo
5
面白い。確かなロジックと膨大な実証実験に裏打ちされた圧倒的知見。それが惜しげもなく書かれている。著者は北の達人の創業者かつ社長の木下勝寿さん。売上ではなく利益を目的変数として、商品や販路の構成費を試行錯誤。前提かなり視座は高いので、経営者か経企の方、あるいはその方々を相手とするコンサルの方が対象。その場のノリと勢いではなく、確固たる信念とそれを元にしたロジックで戦略を決めているので、とにかくぶれない。真似をしない理由がないほど濃く、実践的な知見が書かれているので、対象の方は必見まである。2024/04/21