内容説明
時代ごとに理想の女性を演じ続けた、日本を代表する名女優・八千草薫。可憐な中にも芯の強さが滲み出る彼女の生きる指針は、自分だけが持つ宝物を大切にすること。「ちょっとだけ無理をする」「人が見ていなくても最善を尽くす」「欠点は魅力のひとつになる」。装いから、人間関係、仕事のときの心構えまで、自分らしさと向き合った、美しい歳の重ね方。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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品よく、暮らすために:品位とは相手を思いやる気持ち 欲は程よい加減で 毎時生まれの女性からつつしみのこころを学ぶ 仕事と向き合うときの心構え:深く・静かに潜航する役者でありたい 正解がないものこそ追究できる 演じることは人の人生と真摯に向き合うこと 女優生活から学んだこと:美しい音色が女優活動の礎に 無謀とも思える壁が人を成長させる ひとつの世界だけで生きない:仕事以外の世界を持つ 辛さを経験してこそ得られることがある 幸せな人間関係を育む:似たもの夫婦が喧嘩知らずの秘訣 美しく歳を重ねるために2021/06/29
つきか
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「ほんのちょっと無理をする」という八千草さんの考え方に、なるほどと思いました。上品で優しそうだけど、凛とした強さも感じさせる、本当に美しい方だと思います。ヴィヴィアン・リーがお好きだったとこの本を読んで知りました。私もヴィヴィアン・リーが大好き。私も凛とした女性でいられるよう、ほんのちょっと無理してみます。2021/07/11