内容説明
心理的要素が影響するゲームは数多くあります。ゴルフ・野球やオリンピック種目などほとんどのスポーツ。麻雀・バックギャモン・チェスなどのボードゲーム。数え上げたら切がありません。
その中でもポーカーにおける重要度はとても高いものです。なぜならば、自分自身が完璧だと思える最高のプレーをしても、負ける可能性があるゲームだからです。それも一度ならず何度でもです。
何百人ものポーカープレイヤーが、メンタルゲームコーチのジャレッド・テンドラーによるアプローチに注目しています。それは、流れがどのような状態でも自分のベストのプレイへもっていくための手助けとなっています。
具体的には、プレイヤー自身のティルト、分散への対処、感情のコントロール、自信、恐怖、モチベーションなどの問題を恒久的に正すための、シンプルで段階を踏んだインストラクションと、テクニックが盛り込まれています。
ポーカーがよりタフなゲームとなりつつある中で、今こそがそれらの問題に立ち向かうべき時なのです。
本書はただのテクニックの指南書ではありません。テンドラーのテクニックを理解し実践した8人の実話も掲載しています。プレイヤーの進化の過程を知ることは読者にとってともて有意義なものになるでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masabi
14
【概要】ポーカーにおけるメンタル管理を説く。【感想】 前半は学習におけるモデル、後半はティルトや恐怖、モチベーションなど感情を扱う。自分は現在どうなっているのかというメタ認知が重要だと感じた。自信過剰か不安に駆られているか、定石通りに行動できているかどうか。自身の行動を振り返る契機にもなる。ポーカーに限らず運が絡むものには応用の効く内容だった。ゲームに参加しないことで損は避けられるが、利益を得る機会を見送っていることは意識したい。 2021/05/14
Taichi Ichikawa
1
ポーカープレイヤーに戻るのでざっと読み直し。 相変わらず素晴らしい内容。本書のおかげでティルトすることがほぼなくなったなぁと実感する。2021/08/20
Taichi Ichikawa
1
自分なりの”学習方法”をまとめ直す際に再読した。 ALM、尺取虫理論、プロセスモデルについて特に理解を深めた。 この一年でだいぶティルトに陥らなくなった。進歩を感じる。2021/04/04
Taichi Ichikawa
1
【感想】 自身のメンタルコントロール技術の向上を感じてはいたものの、新しい課題も見つかったので再読した。引き続きスキル向上に取り組んでいく。 2020/07/28
かるてぶらんしぇ
0
ポーカーでのティルト対策が書かれているが、別競技にも応用可能な内容。技術の向上や反省は練習で行うべきもので、ゲーム中に反省や改善を行うべきではない。スポーツ漫画にありがちな『こいつ、戦いの中で成長してやがる!』ということは現実ではありえない。プレイに対する集中力が削がれるし、プロフェッショナルな技術は一朝一夕な改善や意識の問題だけで解決するものではない。2024/02/20
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