内容説明
人に災いを為すものを祓う蘆野原の一族。
大きな戦争の後、長筋の正也の姉は行方不明になり、一族の者しか入れない蘆野原の郷への入口も閉ざされてしまった。
正也は、親戚の知水とその母と一緒に暮らしながら、周りで起きる災いを祓いつつ、姉の行方と蘆野原の入口を捜していた。
ある日、手がかりを求めて訪れた寺で出会った少女が、突然猫の姿になって……。
大好評『猫と妻と暮らす』の続篇が、ついに刊行!
壱
醇蕾(しゅんらい)
美津鑑(みずかがみ)
界鵠(かいこう)
弐
悶呶(もんどう)
儚弄(もうろう)
仮初(かりそめ)
参
燈土象(ひとかた)
巣気(すき)
肆
似岫(くき)
能菩土気(のぼとけ)
伍
浄頭(じょうず)
逆豆忌(さかずき)
陸
針句(しんく)
奉尽(ほうじん)
蹊火寄(みちびき)
間崖(まがい)
封苔(ふうち)
洞崙(うろん)
興吏(おこり)
玖
柄裟(つかさ)
瑠殿(るでん)
拾
源偲(げんし)
偲郷(しきょう)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
ピース
アリーマ
きょん
SOLVEIG