電撃文庫<br> 僕の愛したジークフリーデ 第1部 光なき騎士の物語

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電撃文庫
僕の愛したジークフリーデ 第1部 光なき騎士の物語

  • 著者名:松山剛【著者】/ファルまろ【イラスト】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • KADOKAWA(2021/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784049138689

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内容説明

かつて魔術師が隆盛を誇り、その後、「反魔素材」の発明で、大きく衰退を見せた世界。残った数少ない「魔術師」である少女・オットーは、旅のさなかにある一人の剣士と出会う。
 その者、「光なき」眼帯の女性剣士。
 名を『ジークフリーデ・クリューガー』。
 両目とも見えぬはずが、一瞬で野盗の群れをなぎ倒すその力に、「新種の魔術」の片鱗を見たオットーは、その力を研究したいという一心で彼女を追う。それが、身も心も《沼》に落とすことになると知らずに……。
 混乱の時代に出会った少女二人の、数奇な運命を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

33
「反魔素材」の発明で魔術師が大きく衰退した世界。残った数少ない魔術師の少女・オットーは、旅のさなかに「光なき」眼帯の女性剣士・ジークフリーデと運命の出会いを果たすファンタジー。両目とも見えぬはずが、一瞬で野盗の群れをなぎ倒す彼女の力に新種の魔術の片鱗を見たオットー。共に行動するうちに巻き込まれてゆくうちに垣間見てしまう、ジークフリーデと女王を巡る対立。なぜ仲睦まじかったはずの二人が袂を分かつことになったのか、決定的な原因が気になるところですが、衝撃的な結末から物語がどう動くのか今後に期待のシリーズですね。2021/06/11

オセロ

29
師匠の夢を叶えるべく旅をしている魔術師の少女・オットーが立ち寄った王国で異教流布の疑いをかけられたところ、両目に眼帯を付けた“光なき”女性剣士のジークフリーデに助けられたことをキッカケに出会った2人の数奇な運命を描いたファンタジー。 1巻ということでオットーの周りの人物に降りかかる奇妙な出来事やジークの過去など少しずつ明らかにしつつも謎が謎を呼ぶ展開は読み応えがありました。その一方であの衝撃のラストから今後物語がどう動くか今から楽しみです。2021/06/12

雪苺

22
かつては誰からも愛される存在だった王女ロザリンデと親衛隊長であり最も信頼されていたジークフリーデ。二人の幸福な時は3年後、殺しあう事になる。 このプロローグから始まりどうして殺し合わなくてはならないのか、その理由はこの巻ではまだ判明しない。 残忍なロザリンデ、両目が見えなくなったジークフリーデ、教会の謎の少女、これらの伏線が多数散りばめられている。読み終わった感想は物語終盤のある出来事しか覚えて無い位ショッキングで言い換えれば最後しか盛り上がりが無かった。正確な評価は次巻込みかなと個人的には思う2021/06/22

のれん

17
表紙の眼帯キャラが某大人気ゲームのヒロインを想起させ惹かれる。 盲目の騎士という人物像の謎が設定、展開を引っ張っており、文章も多少砕けつつも先へ読ませるのが好印象。 主役コンビは接点が一見なさそうだが、どちらも大切なものが失墜して、それが自らを追い詰めているという共通点が。 後輩騎士の視点はあまり惹かれなかったが、とにかく不器用ながら自らの使命をやり遂げようと固い覚悟を決める少女たちの優しさが浸みる。 ラストも衝撃的だが、彼女を極端に追い詰める謎が分からない以上、感想も保留にせざるを得ない。次巻に期待。2021/06/13

タイコンデロガ級

16
面白かったです。 主人公の魔術師 オットーの、ジークフリーデへの興味以上の関心、むしろ恋慕。イザベラの、ジークフリーデへの執着・憧憬。そして暴君ロザリンデに忠義を向けるジークフリーデと、登場するキャラクターの心情を窺うのがとても楽しい作品でした。 因みに第1部とついているように、本当に第1部です。強烈なクリフハンガーで締めくくられてます。 2部を早く読みたいです。2021/06/26

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