美少女文庫<br> 吾輩は猫である(美少女文庫)

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美少女文庫
吾輩は猫である(美少女文庫)

  • ISBN:9784829621356

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内容説明

「吾輩と、交尾……ううん、そうじゃなくてわ、吾輩に……恋人えっち、教えて……?」 猫から猫又に成ってから、ずっと、誰にも身体を許さなかったナツメは、今、はじめて他者から与えられる性的快楽に震えていた。「もぅ、待ちきれない、からぁ……じゅんびとか、いらにゃいからぁ、欲しいよぉ……」 初恋を寄せてきた先輩からおねだりされては、もはや那月も我慢などできるはずもない。 臨戦態勢の肉竿を、恋人の濡れそぼった膣口にあてがう。 性器はお互いの液でぬるりとすべり、それだけでふたりは堪らず声をあげてしまう。 恋に酔い、愛に溺れる猫又とニンゲン……。果たして二人を待ち構えるエンディングは? ちょきんぎょ。&47AgDragonコンビが挑む、名作日本文学、本気の美少女文庫化!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nishiyan

15
ある山奥の温泉旅館に務める那月が憧れの先輩であるナツメと酒宴を共にする。そのまま酔いつぶれてしまった翌日に彼女の姿を見ると実は猫又であったという人外いちゃラブもの。ナツメが猫又だとわかっても愛し続ける那月に対して、彼との交流で徐々に恋に落ち、愛に目覚める彼女の心境の変化が実に繊細で切ない。漱石の作品になぞらえた章立ても楽しく、情交も興味本位であった交尾が恋人えっち、そして子作り交尾に変わっていくなどしっとりと甘い雰囲気なのもが実に良かった。強いて言えば猫又状態での情交とイラストが欲しかった。そこが心残り。2021/03/19

えすてい

10
世界的にその名を知らしめている文豪の古典を美少女文庫にアレンジした‥、ではない。主人公とヒロインは温泉街に暮らしているし、ヒロインの名前も「ナツメ」であるが、そこは松山市でもなく、ヒロインは猫又である。ほのぼのとしたストーリーで、最後にナツメが念仏を唱えながら死ぬこともないので、古典の焼き直しとは言いがたい。忙しい合間を縫ってなろうで書いてたとあとがきで述べられている。今月は3冊全てにあとがきがあり来月からの総額表示に対応するために税込価格が印字された挟み込む栞が復活した。カバーは税抜き表示のままである。2021/03/18

ホシナーたかはし

6
無理矢理にエロシーンを入れてる感がよーくわかる作品。エロ無いほうが面白いかも。2021/05/09

TcodeF

5
相変わらず作者自身の性癖暴露本化していますが、(まあ、本人が言ってるんだし?)なろう連載していた先輩は猫である。のR18版というところかな2021/04/16

青橋由高信者

5
若干久しぶりのちょきんぎょ。先生作品ですが、先生らしい感動ストーリーだという印象でした。小悪魔ヒロインの誘惑エッチも面白かったですが、やはり本作で特筆すべきなのは終盤のシリアスシーンだと私は思います。作風は先生の前作と似通っているため、ファンの方やノーマル性癖の方にはほぼ間違いないです。テンポのいい会話文、ストーリー展開など総じて、物語として完成度の高い一冊だと思います。2021/03/17

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