内容説明
弟子アルトとの旅を続けるセツナ。道すがらいろいろなことに興味を示すアルトと、そんなアルトを慈しむセツナの旅は、ゆっくりとしながらも着実に進んでいた。そんなある日、二人の様子を奴隷商が奴隷を連れていると勘違いした獣人の二人組がセツナに襲い掛かってきて――。
さまざまな人々とのかかわりの中で、疑念、嫉妬、情愛・・・セツナに対するアルトの複雑な感情が、師匠と弟子という関係に変化をおこす。そして洞窟の中で出会った美女トゥーリとの出会いが、セツナたちの間に「家族」という新たな関係と役割をもたらすのだった・・・・。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
碧海いお
10
1巻を読んで続気が気になったので読んでみましたが、ファンタジーの世界で刹那と1巻で仲間になったアルトが旅をする話なのだろうか?今回は竜族の少女に出会う。2022/03/25
ブラフ
9
【図書館】巻題にもある通り、ガーディルを出たセツナとアルトは山越えの途中で滑落し、竜族の少女に出会う。ちょっと話が唐突すぎてついて行けてない^^; 何か理由があるようだけど今はまだ語られないので、次巻以降楽しみにしたい。2021/09/18
さなえ
7
セツナとアルトの旅は続く。何度も繰り返される獣人と人間の問題。そうそう簡単によかったねとはならない。そしてトゥーリ登場。クッカと。勇者の方もいろいろある。勇者サイドはweb版とはかなり違う模様。2022/06/22
爺
4
幽閉されていた竜の乙女と出会う。クッカと名付けて婚約する。やはり物語は淡々と進む。2023/03/23
あやさと(彩里)
3
奴隷商人と間違われて襲われても、報復せずアルトへの教育の姿勢を見せて、襲撃者の心の闇に接する。と言えばほんわかするが圧倒的な力の差がある故の余裕からくるもの。相手を対等と見てないからなんだろうな。普通の人なら大怪我したり死んだりでアルトに深い心の傷を負わせていただろうに。 竜族の乙女との関わりも、恋 一目惚れと自己評価していたが一体になった過去の勇者の記憶からくる衝動っぽいし、脅迫していくスタイル 人との 距離の接し方に不慣れを示したいのかもだけど、やはり気持ち悪い。刹那は人として歪なのを上手く描いてる?2022/04/29
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