内容説明
中学校の文化祭〈鴫立祭〉を控えたある日。アメリカに転校してしまった神之内宙から「数学屋」を引き継いだ天野遥のもとに、とある依頼が持ち込まれた。それは、二学期から学校に来なくなってしまった幼馴染を助けてほしいというSOS。宙が不在の中、駆け出し数学屋は、この難題にどう立ち向かうのか!? 大好評の青春数学小説第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
三代目 びあだいまおう
246
前作で転校生宙(そら)が学校で開店した『数学屋(どんな悩みも数学で解決します)』を、数学苦手な中2の遥が1人でいかに運営(?)していくかって話。中学の文化祭を話の軸に、思春期という名の踊り場、子供が大人になろうとする想いと、裏腹な悩みに上手く寄り添っています。歩むべき道を決められない中学生時代。正しい未来へ誘導してよ!との声や叫びに方向を示してあげられない未熟な私達大人。大人が偉そうにふんぞり返っていても思春期の感受性は私達の未熟を見抜く。そんな彼らの未来への羅針盤に数学を据えた本作、面白かったよ‼️🙇2019/12/05
takaC
67
1.7320508。「人並み」っていったい何円くらい?そういう発想好きだよ、葵ちゃん。2018/01/13
蒼雨
36
数学好きなわたしには文庫化が待ち遠しかったです‼︎「三次元の表面では、僕らは二次元的に移動する」この文章読んでからわたしの手は止まらなかったです。難しい数学をこんなに噛み砕いて話せる宙くんをわたしは尊敬します。「救いの手を差し伸べても、相手がそれを掴もうとしないなら意味ないよ」ってセリフが言えちゃう中学生に出会いたいです笑2016/06/03
JUN
19
前作同様に、漫画のような感じでサクサク読めた。色々な問題に対して数学で立ち向かう。2019/06/17
吊り太郎
18
お任せ!数学屋さんの続編!書店で見つけて、即買いしました(笑)文庫化待ってて良かった!!数学屋代理を、初めた遥。あたしに出来るかな?と不安を抱えながら、悩み数学の力を信じて、悩みを解決して行く!また、一人じゃできないけど、真希、翔、葵の四人で力を合わせて、支えてくれる仲間の存在にも気付き、新たな形を形成して行く!宙と遥の展開も気になりますが、真希と翔が怪しいと思わせる感じが気になりますね!数学が苦手だった、私も気軽に読む事ができました!続編も楽しみです!2016/06/13
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