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内容説明
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ある日、幼い少女アリスは、人の言葉をしゃべる白ウサギに出会う。驚いたアリスは、おおあわてで走っていく白ウサギのあとを追うが、深い穴に落ちてします。そこは動くトランプやしゃべる動物たちがいる不思議な世界だった。アリスはさまざまなキャラクターと出会いながら、不思議な国を冒険することに・・・。永遠の名作が新訳で登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん。
4
読者をここでない不思議な何処かへと連れ去ってしまうのです。2024/05/01
星野紗奈
1
川端康成は「水月」からアリスのシリーズに意識が向いた。アリスといえば、みたいなイメージはかなり強いが、実際に原作に触れたことはなかったので、市立図書館で借りてみた(分館には児童向けの訳書しか置いていなかった)。面白おかしい場面が数多くあり、読んでいてわけがわからないのが楽しかった。あとがきにもあったが、この作品を訳すのはかなり難しそうだと感じた。しかし、(ネタバレになるので詳しくは書かないでおくが)サ行のくだりはかなりミラクルが起きているように思い、テンションが上がった。機会があれば原文も読んでみたい。2023/02/07
CHAKA
1
★★★★☆2016/02/25
Mk-2
1
チェシャ猫のニヤニヤ笑い、激昂しやすい王族権力、翻訳の巧さを見せる言葉の掛け合い、唐突な場面転換。唐突過ぎる展開は大人になってから読むと、付いてこられない部分もあるけど、これは子供にとってはリアルな想像力のレベルにあっていたからこそ、ここまで読み継がれたのだと思う。子供が欲する想像力はどのくらいか見極めた数学者でもあるキャロルの手腕に脱帽。2016/01/31
柚子
0
不思議な登場人物、言い回し、世界観にあふれたアリスを子供にも分かるように訳された一冊。 何度か大人用で挫折したアリスだが、今回はなんとか読み切れた。面白いしワクワクする、けど、理解しようとすると難しくて手が止まる。何でも理で説明しようとするのが間違ってるのかもしれない。ニセモノのカメやヤマメ、チェシャーネコなど動物たちとの会話が哲学的で魅力的。キザっぽい帽子屋もすきだな。彼らの背景や理由を解き明かすより、純粋にこの不思議でファンタジックな世界を楽しむのに、訳がわかりやすくよい一冊でした。2025/08/12




