角川スニーカー文庫<br> ひげを剃る。そして女子高生を拾う。5

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角川スニーカー文庫
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。5

  • ISBN:9784041082621

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内容説明

共に北海道の実家へ向かう吉田と沙優。しかし扉を開いた沙優を待っていたのは母の平手打ちだった。母と、そして自分と向き合う沙優、それを見守る吉田の決意は……。恋人でも家族でもない二人の物語、堂々完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツン

115
最初は、千歳じゃなくて丘珠なんだ!とか、丘珠ってこんな街の真ん中にあったの??とか余裕があったけど、ご自宅訪問のシーンからは涙が止まりませんでした。。こんなのは想像できなかったよ。素敵すぎる。エピローグがあったのもとても良かったです。あとがき、吉田さんに厳しすぎませんか?最初からすごくいい人だったと思うけど。2021/07/11

よっち

71
兄と再会し北海道へ帰ることになった沙優。そんな彼女とともに北海道の実家へ吉田が同行する第五弾。北海道で再会した沙優の母との複雑な関係。母と、そして自分と向き合う沙優、それを見守る吉田の決意。4巻の段階で物語の方向性は見えていて、おそらくこうなるだろうなあと思っていた通りの結末ではありました。数年後のそれぞれの成長ぶりが伺えるエピソードは、動いてはいたらしい後藤さんがちょっと踏み込みが足りてなかった感。あさみの変貌ぶりは興味深かったですけど、きちんと吉田との約束を果たしてみせた沙優が印象的な結末でしたかね。2021/06/01

オセロ

51
26歳のサラリーマン・吉田と家出JKの沙優の歪な同居生活も遂に終わりを迎えることに。沙優と共に北海道に向かった吉田は、沙優の家出の原因となった過去に共に向き合ってたり。そして沙優の母親との対峙では他人の吉田だからこそ言える重みのある言葉が胸に響きました。 愚直なまでに真っ直ぐで、誰よりも沙優のことを想う吉田の行動には胸が熱くなります。斯くして迎えたラストにはグッとくるものがありましたね。2021/06/01

生ハム

50
まず、きれいに完結したのが素晴らしい。今後の展開も気になるし、それまでの色々も気になるので、後ろ髪を惹かれる思いはあるけれども。ラブコメをしつつ、恋愛自体に焦点を当てない構成が素敵な作品でした。子供でいること、おとなになること。モラルや責任感。寄り添うということ。色々考えさせられました。吉田さんも沙優も本当に成長したよ。おじさんは涙を堪えられませんでした。本作はフィクションだから大げさに欠かれているけれど、もし出会わなかったら…という出会いというのはありますよね。今後の人生に幸多からんことを。2021/08/02

かんけー

50
読了♪以前の感想で、少しだけ成長した沙優の笑顔が見れたらそれだけで充分と書いたが、正にその通りのラストに満足(⌒‐⌒)冒頭、沙優の兄一颯の運転する車の中で吉田と沙優の会話が間延びしてて可笑しい(^_^;)空港での待ち時間、二人でカフェwでお洒落にお茶するんだって(^_^;)実家に着いた後の不安感とか此の場で少しでも払拭したいみたいね?沙優の実家の在る街に到着も?沙優は高校へ行って欲しいと懇願。夜の学校に侵入、沙優と吉田は屋上で暫し無言も沙優の心情に寄り添う吉田は急に駆け出す沙優を追うが?「このフェンスが→2021/06/12

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