創元推理文庫 白銀の巫女 紐結びの魔道師２

著者名：乾石智子【著】

東京創元社（2021/06発売）

• ISBN：9784488525118

内容説明

悪意に満ちたイスリルの魔道師に呼び覚まされた過去の化物と、もとコンスル帝国軍人率いる侵略軍の両方に追いつめられた紐結びの魔道師リクエンシスたち一行は、トゥーラの暮らすオルン村に難を逃れる。村で冬を越すことになったエンス、星読みのトゥーラ、もと拝月教の巫女エミラーダ、知恵者のリコに、ウィダチスの魔道師エイリャも加わり、トゥーラがさがし求める、1500年前にかけられたオルン魔国の魔女の呪いを解く方法を調べる。だがそこで浮かんだのは、オルン魔国最後の女王の血塗られた真の姿だった。〈紐結びの魔道師〉3部作第2弾。／解説＝三辺律子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Masa]

読了。面白かったー。一作目の記憶が薄れないうちに二作目も文庫で出してくれたのはとても嬉しい。内容についてはもう何も言うまい。エンスが人間らしくて大好きです。三作目もはやく読みたい！

2021/06/19

[mako]

紐結びの魔導師シリーズⅡ。まだまだ展開してゆく中盤。Ⅲで、どうおさまりを見せていくのか楽しみ。

2024/08/24

[Chikara Tonaki]

ああ面白かった。エンスの魅力がタップリ味わえる1冊でした。続きが早く読みたい。

2021/06/21

[Satoshi]

◯前作で逃げた相手とは違う相手と戦争に。勝てるのか。ウィダチスの魔導師エイリャも出て来て嬉しい。ついに逃げてた亡霊？と対決。山場だが、話は終結せずにそのまま青炎の剣士へ続く。

2022/02/07

[たこのまくら]

トゥーラとエンスが己の過去に向き合い、エミラーダが未来を見据えた今巻だったが、次巻ではパネーと、大々伯父を起こしたイスリルの魔道師相手に、魔法合戦になるのかな？しかし大々伯父は思っていた以上に非道い奴だった（笑）。 文庫巻末に記載のQRコードからアクセスできる、特別掌編はイスリルの侵攻が始まる数年前のお話。<湖の娘>タンシャン。これまた魅力的な魔女の登場。本編でもいずれ登場するかな？

2021/10/27