おねぼうさんはだあれ?

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おねぼうさんはだあれ?

  • 著者名:片山令子/あずみ虫
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 学研(2021/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784052048746

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内容説明

「おきておきて、もうはるよ」うさぎのミミナちゃんが、冬ごもりから起きてこない友だちを起こしに出かけます。でも誰もなかなか目を覚ましません。そこでミミナちゃんは、いいにおいの花束を枕元においていきますが…。春の訪れを温かい筆致で描いた絵本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

194
梅が咲き、もうすぐ桜も咲きそうな程、暖かくなってきたので、春の新作絵本を読みました。森の動物たちは、みんな仲良しです。 https://www.ehonnavi.net/ehon/157991/%E3%81%8A%E3%81%AD%E3%81%BC%E3%81%86%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AF%E3%81%A0%E3%81%82%E3%82%8C%EF%BC%9F/2021/03/02

がらくたどん

51
初春のお話し会に。アルミ板をカット着色する技法で切り絵とは一味違う独特の画面を見せてくれるあずみ虫さんの絵で送る春待ち絵本。テキストは安定の片山さん。春の森でうさぎのミミナちゃんは冬眠からなかなか起きてこない「おねぼうさん」のお友達を起こしに出かけます。道々摘んだ春の野花をお土産に「もう、はるよ」と声をかけますが・・。うとうとなかなか目が覚めない時になんだか良い匂いがして鼻から目覚めるって経験ないですか?ミミナちゃんはじめ動物たちの寝姿の愛らしいことといったら♪年長さんは表紙の花の名前を最後に確かめても。2025/01/08

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

40
冬眠していたお友達がなかなか起きないで困っていたウサギのミミナちゃん。そんなお友達の元へ春の花をお届けすると・・・。アルミ板をカッティングする技法で描かれた絵がとても素敵だった。2023/06/08

りらこ

32
春の匂い。子どもの頃にしろつめくさや、レンゲを摘みながら嗅いだ青い匂いを思い出しました。 子どもたちと読むときは、クマさん起きてとか、名前を呼んだりしながら一緒に起こして回るうさぎの気持ちになって読むと楽しいだろうと思います。 そしてきっと、ぽかぽか温かいお日様の下で眠るのに憧れるでしょう。大人より忙しい子ども達にこういう時間を作ってあげたいものです。 春を告げるうさぎの存在は復活祭にも通じ、また冬を眠って過ごす動物の生態を知るきっかけにもなります。2021/03/16

anne@灯れ松明の火

32
待ち遠しかった春の訪れ。でも、おねぼうな友達はまだ起きてこない。ミミナちゃんは、春の花を摘みながら、みんなを起こしに行く。全編にわたって、春の暖かさ、明るさ、ワクワク感が満ちている。絵なのに、匂いまでしてくるようだ。自分は三つ葉のクローバーを飾り、友達には四つ葉を差し出すミミナちゃんに、心もほかほか。片山令子さんの言葉は、なんて優しいのだろう。あずみ虫さんの絵は、アルミ板からできているのに、なんて柔らかいのだろう。おふたりの心がこもった絵本、夫の片山健さんが仰る通り「傑作」だった。#NetGalleyJP2021/02/18

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