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内容説明
キャプテン・アメリカ、ウルヴァリン、スパイダーマン……彼ら３人のアベンジャーズは、味方につけるには最高のパワフルなヒーローたちだ。ただ問題は、彼らはムーンナイトの頭のなかにだけ存在するということ。つまり、彼らはムーンナイトことマーク・スペクターの統合失調症が見せる幻覚だったのだ……！ 心のバランスを崩した傭兵マーク・スペクターは、エジプトの寺院の前に死にかけたまま放置され、古代神コンシューの力により神の化身となって蘇った（と信じている）。なんとか心のバランスを取り戻そうとしていたスペクターの前に現れたのは、とある犯罪組織のボス。彼は一時的に機能停止に陥ったウルトロンのロボット・ボディを売買しようとしていた。はたしてムーンナイトは正気を取り戻し、この危険な行為を阻止できるのか!?
●収録作品●
『MOON KNIGHT』#1-7
2021 MARVEL
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
30
ドラマも始まり、そろそろ読んでみたくなったムーンナイト。前後編の前編。精神疾患持ちで頭の中にキャップとスパイディとウルヴァリンがいていつも脳内会議。スパイディの戦いを真似たり、ウルヴァリンみたいに体内から爪は出せないけどカギ爪装備して暴れたりとうん、ヤバい(笑)。いい意味で壊れてます。ムーンナイト本来の戦い方ってそれなの？と困惑しつつニューアベンジャーズ誌に出てこなくなったエコーも登場しムーンナイトとチームアップする。強大な黒幕の目的は？そいつを倒すために本物のアベンジャーズに頼らずに勝てるのか？続く！2022/04/01
アン・シャーリー
4
ムーンナイトはそれほど強い力をもつわけじゃないスーパーヒーローで、金持ちで、明確にイカれており（頭の中で想像上のキャプテン・アメリカ、スパイダーマン、ウルヴァリンと会話する！）、その分裂した精神を抱えながらヴィジランテ活動をすることのいびつさがコミックのメインテーマとなる……ということで、バットマンみたいだなあと思ってたら、解説にきっちり「バットマンの歪んだ鏡像」って書いてあった（笑）2018/12/09
雷主
2
前々から気になってたけど、紙版はプレミアついてて手が出せなかった作品 ドラマ完走したし、電子書籍版がちょうどセールだったので読んでみた 作画は本当に美しいし、演出も素敵なのだけど、いかんせん見開きや右と左で繋がるページが多く、電書だと非常に読みづらかった あとドラマよりヤバい奴だったよ、マーク… 自他ともに認めるイカレ野郎はさすがである バックがいいキャラしてるな〜 脳内ウルヴィ厳しいけど、本物の方はまあまあ優しかったね2022/05/07
fap
2
危ういなぁ。 幻聴とは本物か偽物か自分では区別がつかない現象である。 最後まで空想キャラとのやり取りかと思ったら最後は本物だった。 ヒーローのいない街で空想ヒーローチームはいかに活躍するのか。 2019/07/16
エピクト
2
これは面白い！妄想アベンジャーズと脳内作戦会議やるだけじゃなくスパイダーマンの格好で殴り込んだりする（笑）。行動の原則が正義感なのだが何処かズレてて危なっかしいのがいい。「本物の」アベンジャーズとのやり取りも可笑しい。キャップが全幅の信頼を置いててそれもなんか可笑しい。サポートのライムにすらイマイチ信頼されてないのに。2017/04/01
