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内容説明
超絶ギターテクを持つ女子高生・保坂磨音(ほさか まお)の親友・支倉夜祈子(はせくら よきこ)がボーカルとして加入し、4人体制となった新生「アルタゴ」。素晴らしい歌声はもとより、“華”もある夜祈子が一躍脚光を浴びることで、着実に人気バンドへの階段をのぼっていく。だが、順風満帆な毎日の中で、磨音の胸には“小さなノイズ”が鳴り始めていたのだった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
25
「音楽は舞台装置で女の子二人の友情みたいなものが描きたいなあと思ったんですが」とあとがきで冬目景は書くが、確かにロックバンドのサクセスストーリーとしてはこれからというところで『空電の姫君』は終わる。「忘れないことね 十代の頃の女友達は青春をサヴァイブした同士だから それは一生モンよ」と夜折子の祖母の言葉が象徴するように、青春も少女という時代も、バンドに比べればとても短いのかも知れない。けれど、そこで生まれた感情や関係は「一生モン」なのだ。だから、青春の、少女の、描かれざるその先を読者は想像できる。2021/06/12
どんぐり@京都の何処かで
18
この作品を潔い終わり方と読むか、やりやがった冬目景の終わり方!と読むか。イエスタデーのように考え抜かれた美しいの一言に尽きる作品がある中、大人の事情か、作家の情熱でぶった切られる作品も冬目作品群にはあるわけで。ん-作品としては良かったが、冬目作品群としての良しあしは分からん。2021/05/29
ソラ
8
この完結は何回読んでも何となくもやもやしつつ、これしかないのかなぁという気もしたりとすっきりしない…。2021/12/08
毎日が日曜日
8
好きだったのに終わってしまった。2021/05/26
ソラ
8
完結。もっと彼女らの行く末を見たかったし、あそこで終わりなのかという消化不良感も若干あるのだけれど、だらだらするよりかはここでよかったのかなと。2021/05/22