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内容説明
環境政策評価の応用一般均衡分析について基礎から実用モデルまでを解説。一般均衡解を解くためのCプログラミングもわかる。環境政策の新しい流れは、規制や命令などに依存したものではなく、自発的対策や環境税、排出権取引など、個人や企業の選択の自由を尊重できる手法となってきている。そのためには一般均衡論の枠組みが不可欠である。本書では、一般均衡理論の基礎、実証的応用一般均衡モデルの構成手法を詳しく解説する。
目次
第1章 環境政策と自由主義
1.1 環境政策の類型と自由度
1.2 自由主義とは何か、またその責任
1.3 環境自由主義(グリーン・リベラリズム)と世界観
1.4 環境自由主義と環境の主体化
1.5 まとめ
第2章 一般均衡論の基礎
2.1 一般均衡論と自由主義
2.2 無差別曲線
2.3 二財二人の純粋交換
2.4 ワルラス法則と純粋交換均衡
2.5 均衡の安定性と唯一性
2.6 環境汚染と経済財との交換
2.7 被害を受ける側の論理
2.8 環境負荷を与える側の論理
2.9 最適な環境負荷の理論
第3章 二財二部門一般均衡の計算
3.1 二部門産業連関表
3.2 固定係数技術の一般均衡モデル
3.3 価格変化と消費パターンの変化
3.4 要素需給の調整を含む一般均衡
3.5 税を含む一般均衡
補論:産業連関表について
第4章 自発的対策とリバウンド効果
4.1 環境効率と環境負荷
4.2 効率改善とリバウンド効果
4.3 リバウンド効果の理論
4.4 応用一般均衡モデルによるシミュレーション
4.5 まとめ
第5章 地球温暖化対策税シミュレーション
5.1 地球温暖化問題
5.2 日本の現状
5.3 温暖化対策の経済的手法
5.4 EPAMによる温暖化対策税シミュレーション
5.5 まとめ
第6章 産業廃棄物税シミュレーション
6.1 産業廃棄物問題と市場
6.2 自治体単位の産業廃棄物税
6.3 産業廃棄物税シミュレーション
6.4 部門別の結果
第7章 環境政策評価モデルEPAM
7.1 データセットと基本構造
7.2 モデル構造の数学的表現
7.3 ワルラス法則と需給・価格バランス
7.4 基準均衡への適合:キャリブレーション
7.5 パフォーマンスチェック
7.6 まとめ
第8章 不動点アルゴリズムとプログラミング
8.1 価格のゼロ次同次性と単体
8.2 単体分割とスペルナーの補題
8.3 スカーフのアルゴリズム
8.4 メリルのアルゴリズム
8.5 不動点アルゴリズムのCプログラミング
8.6 gccによるコンパイルと実行
8.7 二部門応用一般均衡モデルのコンパイルと実行
参考文献
あとがき
索引
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