装うこと 生きること - 女性たちの日本近代

個数:1
紙書籍版価格
¥2,750
  • 電子書籍

装うこと 生きること - 女性たちの日本近代

  • 著者名:羽生清
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 勁草書房(2021/05発売)
  • ポイント 25pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784326851843

ファイル: /

内容説明

装うことで人は何をあらわすか?文明開化から戦後まで激動の日本を生きた津田梅子、一葉、晶子、らいてう、林芙美子に服飾から迫る。 鹿鳴館の欧化政策、そして再び和装へと、民族服をめぐって公的私的に揺れ動いた日本。服飾に象徴される日本近代の歩みであるが、5人の女性作家・活動家の著作を主軸として、同時代の男性作家──二葉亭、紅葉、有島、漱石、谷崎などの作品をも「服飾」を鍵にひもとき、各々の心性、生き方、社会・時代背景を鮮やかに浮かび上がらせた。年表、さし絵、写真を付す。

目次

I 梅子の和装
  鹿鳴館
  浮雲

II 一葉のふる衣
  袖時雨
  裏紫

III 晶子の恋衣
  みだれ髪
  或る女

IV らいてうの袴
  煤煙
  青鞜

V 芙美子の肩掛け
  放浪記
  細雪

おわりに
あとがき
年表
図版/出典一覧

最近チェックした商品