講談社文庫 あの戦争から何を学ぶのか

著者名：保阪正康【著】

講談社（2021/05発売）

• ISBN：9784062752770

内容説明

私たちの「歴史感覚」を鍛えなおすための「保阪昭和史」の集大成。教訓いまだ尽きず！　――緒戦の勝利での空疎な熱狂、情報と科学技術の軽視、偏狭なセクショナリズム、責任追及における主体性の欠如……。あの戦争で露呈した日本人の錯誤を、再び繰り返さぬためにはどうすればよいか？　凡人は経験から学び、賢者は歴史に学ぶ。体験の風化を前に、ぜひ繙くべき「保阪昭和史」の集大成。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[金吾]

○なかなか面白かったです。特に1章、最終章は面白かったです。

2019/10/18

[星辺気楽]

日本が原爆を開発しようとしていたことを初めて知りました。でもアメリカとの差は歴然でしたね。犠牲になったのは理由も分からず延々と鉱石を掘らされた学徒たちでした。無知は罪です。

2014/12/01

[qw]

出典元が明示されていて参考になる。情報戦を認識していなかった日本軍。原爆開発をしていたことなど知らないことあり。

2014/02/24

[さわたり]

★★★★☆

2013/08/14