講談社文庫 殺し屋

著者名：勝目梓【著】

講談社（2019/12発売）

• ISBN：9784061842649

内容説明

一匹狼の殺し屋・谷一生は、太腿に牡丹の刺青を持つ女・由起を、裏の世界から操る黒幕・石井小三郎の手から匿（かくま）うことになった。しかし、立野組に裏切られ石井のもとに監禁された谷の目の前で、誘い出された由起が凌辱された。怒りが爆発した谷と暴力団との間で、凄惨な闘いの火蓋は切られた。長編ハードアクション！　恐怖の絶叫に血塗られたハード・バイオレンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[元吉]

★★★☆☆

1998/05/02

[Takayoshi Mori]

結構エグイ話。。タイトルから想像できるが、明るい話ではなかった。 小さな幸せをつかむため、主人公の葛藤が前半と違って人間らしく思えた。そうゆうところは好き。 全体的に話がつながっていて、なかなか良かったと思った。1988年に出版されたようだが、古さは感じない。しいて言えば、公衆電話が登場するくらいだろうか。

2012/10/02