[白川静の絵本]死者の書

個数:1
紙書籍版価格
¥2,200
  • 電子書籍

[白川静の絵本]死者の書

  • 著者名:白川静/金子都美絵
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 平凡社(2021/05発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582403558

ファイル: /

内容説明

生を喜び、死を畏れ、死者を悼む――漢字に込められた人の一生を力強い文章と情感溢れる絵で紡ぎ出す美しく体系的な漢字の世界。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

87
金子都美さんの品のある情感溢れる絵が美しい。白川静さんの文章を引用し人の生と死を漢字の成り立ちを用いて描かれている芸術的な大人向け絵本。2021/08/16

Koichiro Minematsu

52
生まれて、生きることは、老いて、死にゆくこと。素晴らしい絵本、いや、これは教科書に出会えました。素晴らしい本です。2023/06/22

しゅてふぁん

52
初めての白川氏。絵本だし分かり易いはず、と思って読んでみたけど難しい。文字数は少ないのに内容が濃くて情報量が多い。初めのうちは頑張って理解しようと励んだけど、途中からは「これはもう理解するとかじゃない、古代人になったつもりで感じ取る!」と気合で読み切った。とても哲学的でじ~っと金文を見つめているとその世界に入り込んでしまったのか何なのか頭がふわふわしてきた。金文・・・興味深いけど難しい。呪術的なものを感じた。2021/06/27

ジョンノレン

48
白川静氏の漢字の成り立ち諸説のうち誕生と老いや死により重心をかけつつ金子都美絵氏の見事な絵の表現で、生命と人とこの世の実相の直視を迫られる。絵本の体だが、お子様向きではない。赤子を川に流し浮いたものだけ育てるとか、雨乞いに失敗した巫女は自ら焚かれるという次の儀式に供されるとか刺激強め。2025/05/22

ちえ

43
以前、白川静の本を読もうとしたが難しくて途中挫折している。本書は「死」の文字を中心に白川氏の著作から、人の生と死に関しての文章を拾い出し、金子都美絵氏の絵で編まれた絵本。正直難しい文章も多かったが、漢字の成り立ちは深い。絵の美しさを堪能した。2021/10/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17686245
  • ご注意事項

最近チェックした商品