内容説明
警察小説史上最大スケール、圧巻の新シリーズ、始動。
21世紀末。全ての国家の軍隊は解体。国連は「世界連邦」として機能し、平等で民主的な理想社会が実現した……はずだった。一方でテロリストたちも過激化。警視庁の刑事・吉岡冬馬は日本を拠点とする地下組織「イザナギ」メンバーの変死体を発見する。これが日本を襲う、壮大なテロ計画の入り口であった――。
徹底した非武装・非暴力で犯人を投降させることから、「説教師」の異名を持つ冬馬。最先端の兵器を保持するテロリストに、彼はどう立ち向かうのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Junichi Yamaguchi
27
『平和は往々にして、男の生き様の、敵だ』… 新シリーズ。 近未来。 説教師と罵り屋。 少しファンタジー要素がある警察小説。 次シリーズに向けて期待が持てる内容。 シールド… 便利。。2021/05/15
chikap610
2
将来を想像させます❗️ 映像化、面白いだろうねぇ❗️2022/01/22
まこまこ
2
【図書館本】 ★★★☆☆2021/09/08
フランク
1
☆42021/05/26
ゆーたろー
1
シリーズ第1弾。21世紀末、世界連邦の成立により、国ごとの軍事力は無くなり、代わりに「Universal Guard(UG)」という万人のための警備部隊が組織された。人種・民族を超え、理解しあえるという理想に近づく一方で、それを良しとしないテロも頻発していた。そんな中、「イザナギ」というテロ組織のメンバーの切腹死体が発見される。世界に冠たる「ケイシチョウ」の吉岡冬馬は真相に辿り着けるかーという作品。ありそうでなさそうな近未来を描いた作品だけど、歴史の繰り返しで、悩ましい問題。でもシールドは凄い(^_-)2021/04/13