内容説明
「ひれ伏しなさい」
これは少年が堕ち、美神が騙る、
──【眷族の偽典(ファミリア・ミィス)】──
電子版には特典ショートストーリー「SyrとHornの狭間で」を収録!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
67
フレイヤの狙いは、ベルくんの恩恵「憧憬一途」を崩すため。 そのキーマンは剣姫。影が薄いけど彼女がキーマンですれ それだけは言わせて!ベルくんの成長のキーマンは剣姫への憧れなんです! それを崩そうとするフレイヤは、、、 「憧憬一途」崩されてしまったベルくんを愛でる事が出来るのだろうか?無理だろうな、、飽きてポイ捨てする気がする。だからフレイヤのやる事は無粋! それに抗うベルくん、ヘスティア、ヘルメスとリュー、アルフィー達。沈黙する老神。この次の巻はさらに盛り上がるけど、、、 ベルくん達大丈夫なんだろうか?2021/04/22
眠る山猫屋
61
圧倒的な戦力を誇るフレイヤ・ファミリア、そして女神フレイヤの神威によって塗り替えられたオラリオに暮らす全ての人々の記憶。改竄された世界で、ベル・クラネルの記憶も揺らいでいく・・・。絶望的な環境に置かれたベルの唯一の希望は?揺れ動くフレイヤ=シルの気持ち。欲しいものを手に入れるために、禁忌すら犯す覚悟。もうそっち行っていいんじゃない?と思わないでもないが、一途(?)な白兎は駆け続けていく。2024/09/17
よっち
54
想いを告げたシルとの決着から動き出すフレイヤ。仲間を蹂躙してベルを連れ去った美の女神が、オラトリア中を巻き込んだ壮大な箱庭を作り上げる第十七弾。自分以外の誰もがかつての自分を否定する状況に直面し絶望するベル。考える間もなく叩き込まれる洗礼、自分の眷属だというフレイヤに対する複雑な想い。周到に矛盾を潰してくるえげつない相手に、何度も心折れかけながらも諦めない人たちがいて、その一途で愚直な想いが積み重なって、この状況を覆してゆく展開は盛り上がりました。ここからどう決着をつけるのか早く続巻が読みたくなりますね。2021/04/21
オセロ
49
何としてもベルが欲しいフレイヤは魅力の権能で〈ヘスティアファミリアのベル・クラネル)を(フレイヤファミリアのベル・クラネル〉に世界を上書きしてしまう。オラリオの人々が〈ヘスティアファミリアのベル・クラネル〉を認識出来ずに憔悴するベル。そんなベルを想うヘスティア反撃の狼煙となる一撃には痺れました。波乱の予感がする次巻が楽しみです。2021/04/23
dorimusi
40
しばらく積読してましたが我慢できず読んじゃいました。 前巻でシルがフラれてフレイヤが本気になってヘスティアも本気になる話しだった。処女神とか竈の炎の神様って設定はいつ生きるんだろうと思ったらここでした。ヘルメスはともかくアスフィは間違いなく一番の苦労人というか都合の良いキャラ……ところでそろそろリューのレベルをなんとか上げないと頼れる助っ人さんポジが保てないのでは? 次はウォーゲーム戦。そこまで1冊に入れようとしてたのかな?800ページで収まる気がしないんだけど。。。むしろ次巻だけで決着つくのだろうか?2022/08/09
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