内容説明
希望と絶望、あらゆる欲望が交錯する混沌都市・新宿に出現した、「θ(シータ)」と呼ばれる怪物体。不思議な磁場に引き寄せられるように集まった、4人の少年たち。魔物を自在に操り、次々と猟奇殺人を犯す「髑髏王」の目的とは!? 恠しく邪悪な意志に対峙する「少年探偵団」。読みだしたら止まらない、傑作冒険譚!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨーコ・オクダ
25
中高生がメインキャラのん苦手やのに…SF系苦手やのに…両方の要素が含まれる。タイトルから、新宿が舞台の小説でよく扱われる犯罪に少年たちが立ち向かうんやと勝手に想像(苦笑)実際には、人の頭蓋骨を集めるヤツとか殺人マシンみたいなのが悪役として出てきて。ただ、探偵団の4人(アウトドア好きの壮助、コンピュータ好きの謙太郎、天然ボケの美香、武道に長けた響子)には興味アリ!そして、彼らを結成させた蘇芳&ジャン・ポールという謎の2人も気になる。蘇芳は壮助のおじいさんのことを知っているようで…。続編も読んでみよかな。2021/12/27
そうたそ
16
★★☆☆☆ タイトルにもあるように、乱歩の少年探偵団シリーズを彷彿とさせる内容ではあるが、ミステリ色は薄く、冒険小説としての印象の方が強い。また、出てくる敵がどこか特撮的でもあり、乱歩の怪奇的な作風そのままは期待できない。こういった一般文芸書として刊行するよりも、青少年に向けた販促を行った方が良かったのではと思う内容であり、無論大人が読んでも十分に楽しめるが、こういった読み物を純粋に楽しめるには歳をとりすぎたかな、という気がしないでもない。2020/05/25
Yuki
9
進んだ科学を駆使する敵、謎に満ちた少年とその助手。探偵団の中での友情や恋など、心くすぐる設定盛りだくさんなのですが、のめり込むというほどではなかったです。登場人物達のキャラがあまり立ってなかったのと、常識に囚われた価値観に縛られているせいでしょうか。いくつもの謎が残されているのですが、続き読みたいとまでは強く思わないかなぁ2015/06/17
ひまわり
2
映画化もされたみたいですが…う~ん,私はそんなに好きな話ではないな。2014/08/20
銀鈴
2
ヒミツ道具、マッド・サイエンティスト、謎の組織と、ステキ要素がギュッと詰まってます。が、スマホが身近なアイテムとなった現在から見れば、どうしてもチープに見えてしまう道具も。科学の発達は便利でありがたいけど、物語が色褪せてしまうのは残念。2013/01/17
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