講談社文庫<br> 風よ雲よ(上)

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講談社文庫
風よ雲よ(上)

  • 著者名:陳舜臣【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2021/04発売)
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  • ISBN:9784061834811

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内容説明

明朝末期のマカオ、美丈夫の野心家・鄭芝竜と、豊臣の遺臣・安福虎之助との運命の出会い。風雲児の生涯を描く壮大なロマン――東に虎視眈々と機を窺う満洲族、西に流賊・李自成軍が迫る明朝末期、中国南部の港町・マカオで、二人の男が運命の出会いをした。美丈夫の野心家、生れながらの統領の器、鄭芝竜と、大坂落城時、脱出して蘇州の大商人の用心棒となった長身の浪人、安福虎之助である。壮絶な乱世に、南海制覇の野望に燃える男と、夢と生き甲斐を大陸に求めた男の人生の軌跡を描く、歴史長編。<上下巻>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糜竺(びじく)

24
壮大なロマンを感じさせる歴史小説です。作者は私の好きな直木賞作家の陳舜臣氏。有名な国姓爺鄭成功の父である鄭芝竜と、大阪城落城時、脱出して蘇州の大商人の用心棒になった安福虎之介の二人が主人公です。1600年代前半頃の、日本や、中国の明王朝末期の時代が舞台となっています。特に、主人公の一人である鄭芝竜が、段々と力をつけていって、南海を制覇し、明王朝での実力者になっていく様は面白いです。また、上巻は明王朝の崩壊の兆しがどんどん出てきており、これからどうなっていくのか、と期待させます。続きの下巻が楽しみです。2014/01/05

Tanaka9999

6
歴史小説もの。明代末の国姓爺鄭成功の父鄭子竜の配下の日本人が主人公。徳川幕府の支配が固まり、明の支配が緩んでいく。南海の商人や海賊が舞台。でも北方も少し出てくる。主人公がいろいろな人物と絡み徐々に大きくなっていくところがおもしろかった。2019/01/17

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