岩波文庫<br> 獺祭書屋俳話・芭蕉雑談

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岩波文庫
獺祭書屋俳話・芭蕉雑談

  • 著者名:正岡子規
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 岩波書店(2021/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784003600252

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内容説明

近代俳句の創始者正岡子規の生誕150年が迫っている.「獺祭(だっさい)書屋俳話」は,26歳の子規による近代詩歌としての俳句の独立宣言書.書名のみ高名でありながら,内容は近世俳諧の評釈がほとんどのため,一般読者が味読出来るテキストは,整備されてこなかった.「芭蕉雑談(ぞうだん)」は,神聖視されてきた芭蕉を的確に批評することで,芭蕉の再評価を試みる.正岡子規,近世俳諧研究を両立,推進させてきた研究者による本格的な注解と解説を初めて付す.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

目次

凡例┴■獺祭書屋俳話┴獺祭書屋俳話小序┴俳諧といふ名称┴連歌と俳諧┴延宝天和貞享の俳風┴足利時代より元禄に至る発句┴俳書┴字余りの俳句┴俳句の前途┴新題目┴和歌と俳句┴宝井其角┴嵐雪の古調┴服部嵐雪┴向井去来┴内藤丈草┴東花坊支考┴志多野坡┴武士と俳句┴女流と俳句┴元禄の四俳女┴加賀の千代┴時鳥┴扨はあの月がないたか時鳥┴時鳥の和歌と俳句┴初嵐┴萩┴女郎花┴芭蕉┴『俳諧麓の栞』の評┴『発句作法指南』の評┴■芭蕉雑談┴年齢┴平民的文学┴智識徳行┴悪句┴各句批評┴佳句┴雄壮なる句┴各種の佳句┴或問┴ 声馬蹄┴著書┴元禄時代┴俳文┴補遺┴獺祭書屋俳話正誤┴解説(復本一郎)┴略年譜(復本一郎)┴初句索引┴人名索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

るい

2
正岡子規の書く芭蕉の話。正岡子規は病中俳句を作っていただけかと思っていたため、これほど芭蕉について調べ、芭蕉の俳句を論じていることに驚いた。やはり才能をもった文人であったのだと感慨深くなった。2018/08/10

大臣ぐサン

1
子規による芭蕉論。2021/03/23

たつのすけ

0
2020/08/18

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